アルベロベッロから
マテーラへ移動してきました。
イタリアを長靴に例えると
かかとからくるぶしあたりへ👡


絶景が広がっていました!




サッシと呼ばれる石灰岩でできた洞窟住居。
洞窟といっても、入り口部分に石のブロックを継ぎ足して建物のようにしてある不思議な光景です。1993年にユネスコの世界遺産に登録されました。

壁は白、扉や窓は緑に統一されて、
青空に美しく映えていましたキラキラ
この旅で感動した景色のひとつです。

お昼はこの景色を一望できるレストランで
今回の旅初めてのパスタ上げ上げ

オルキエッテ、という耳たぶ状のパスタ。
ブロッコリーとアンチョビ、
出汁のうまみが効いていて美味しかった心

町の中には立派な建物も沢山ありました。




しかし、その歴史を知ると複雑な思いに…

むき出しになっている洞窟の家もあり
その中へ入ることができましたが、


窓ひとつない洞窟の中に家畜。
かつては家畜小屋だった場所に貧困に窮した人々が移り住んだといわれています。

中はトイレもなく、
水は雨水を貯めた井戸がありますが、
新たな町への強制移住が行われるまで
不衛生な環境で病気になる人が多かったそうです。




この町を舞台に、
イエス・キリストを描いた映画、
『パッション』が制作されました。

ゴルゴタの丘をイメージして、
撮影に使われた十字架が残っているのを見ることができました‼
この映画は近々見てみたいですキラキラ




なにはともあれ、
見渡す限りサッシの景色は
まるでタイムスリップしたようでも
異国の地に来たんだ!と実感するものでもあり印象的な光景でした!!




【番外編】
こちらは、マテーラに移動するバスの中から偶然撮影した写真羊


道路の前方から羊の大群がやってきて、
バスのすぐ横を通りすぎていきましたためいき
田舎町ならではですね~


この後はナポリへ向かいました(つづく)