昼ドラを見るような感覚で。



あの小島慶子さんが「女子アナ」の世界を描いたと聞いて即効アマゾンで購入しちゃいましたはにわおもしろそーっと思って!

『わたしの神様』という小説です。

主な登場人物は3人の女性。
小さい頃から自分の可愛らしさを武器に生きてきたアイドルアナ、正義感が強く真面目だが地味な報道キャスター、賢すぎて女子アナにはなれなかった報道記者。
彼女たちの野心や嫉妬心が包み隠さず描写され、著者が元アナウンサーであるだけにリアリティーに溢れる物語です。

私も同業なので、
おおげさに誇張された内容であるとはいえ、
「わ、わかる~…青スジ」と、感じる部分もあり笑


出てくる女子アナたちは皆自意識過剰で自己顕示欲が強くしたたかだったりするのですが、自分達の世界の中で悩みながら一生懸命生きています。
共感できる部分もあり、心の内側を見透かされているようでもあり…私は読んでいて手がとまらなくなりましたキラキラ
女子アナの世界に限らず誰もが感じたことがある感覚ではないかと思います。

読み終わったあとは、どっと疲れましたがえへ




近所の花壇に咲いていたヒマワリに癒され、心を落ち着ける車


大事なのは自分の信念を持ち、言葉や態度で表し、実現していくこと。
それは他人と自分を比べないことでもある。
と私は思います。

そんなことを改めて考えさせてくれる作品でした四つ葉

社会で闘う女性におすすめ。
悩みが解決しなくても、皆同じように大変なんだってわかるかも。人の苦労なんて、当人にしかわからないものですよね。だからこそ、比べても意味がないのです。
男性も読んだら面白いかも?