いつの頃からは覚えていないが。。。
気がついた時には「魔法」と言うキーワードにいつも心惹かれていた。
親に読んでもらったお伽話か?

本の中か?

最初はとりわけTVと言う魔法の箱の中にそれを見つけて行ったかもしれない。


「魔法使いサリー」は今見直してみても不思議な無国籍感の設定。

私がハマった要素がたっぷりで笑ってしまう。


1966年〜と言うアメリカ文化が大量にTVから溢れ出していた頃にはじまっている。

その頃はまだ日本で製作されたものよりアメリカのホームドラマや子供向けアニメ、洋画が毎日目白押しに放送されていた。

でも今より日本の時代劇もたっぷりで、その混沌としたカルチャーがそのまま白黒放送で我が家のお茶の間にやってきていた。



日本の小学校にお忍びで転校してきた魔法王国の王女様サリーちゃん。


赤毛で白人の少女が突然、突如現れた(魔法で)ヨーロッパ風(家具や調度品も)のお屋敷に、何故か日本語ペラペラで、級友のよっちゃんやすみれちゃんたちと違和感無く繰り広げる生活は日本の学校生活と言う摩訶不思議(笑)


小学校に上がるか上がらない年頃で、古いレトロな港町で生まれ育った私はすんなりなんの疑問も持たず受け入れてどっぷりハマった。


初めに流れるテーマソングのラグタイム風のリズムと3人組のジャジーな女性ボーカル!今聞いてもおしゃれなこと!

音楽もJポップもニューミュージックも登場前で、進駐軍が持ち込んだアメリカの音楽に影響された時代だったのだろう!


スリーグレイセス(最近のもの)年齢を重ねた味たっぷり


音楽の好みの原点もすでにこの頃培われていたのね(笑)


TVは私に色々なものをくれたのだなと改めて思った。^_^

魔法使いサリー第一話
最初のテーマソングぜひお聞きいただきたい!

その後リメイクされたサリーちゃんは文字通り「サリーちゃんの足」でも無くテーマソングもその時代の小室サウンドっぽいリズムなんだけど、絵柄も何もかも断然こっちがかっこいいです!






マハリクマハリタヤンバラヤンヤンヤン
初めて覚えた呪文(笑)

魔法使いサリー