「元気な顔を作る」ことは家族も嬉しい

お母さんや娘さんの「元気な顔」を

見ると自然と安心したり

気持ちが明るくなったりしますよね。

特に抗がん剤治療中は

髪だけじゃなくて眉やまつ毛まで

脱毛したりする場合があります。

昨日はJCHO大阪病院での「おしゃべりサロン」

13時から16時半の間に10名ほどの方に

ご利用頂きました。

乳がん、婦人科系のがんの患者さんも。

婦人科系のがんで抗がん剤治療中の

お母様に付き添って娘さんも一緒に来られました。

髪の脱毛は始まられ素敵で自然なウィッグを

かぶっておられます。

これからもしかしたら

眉毛も脱毛してしまうかも…

その時にどの様に眉を描いていいのか〜

というご相談です。

お母様は今までに眉を描いた事がないと

仰ってました。

まず私が片方の眉を説明しながら描いたあと

娘さんにお母様の眉を描いていただきました。

単に美容的に美しくするだけでなく

お家に帰ってからも

「自分でできる力を持つ」事が大切！

お母様が病気になられてから

娘さんが病気について勉強したり

抗がん剤治療に備え化粧下地やなども

娘さんが用意されたそうです。

お母様も「本当にこの子が良くしてくれるから」

と何度も仰ってました。

どれだけ心強いでしょう

娘さんは指導させていただくと

上手にお母様に眉を描かれました。

眉を描いただけなのに、お母様の

表情がイキイキ元気なお顔に！

鏡に映ったお顔を見てお母様だけじゃなく

元気な顔になった娘さんも喜んでおられます。

娘さんに眉を描いもらえるようになったから

万が一、眉が脱毛しても安心

眉を娘さんに描いてもらう事により

お母様と娘さんの間には

またまた楽しい会話も弾むでしょう。

もちろん、抗がん剤の副作用で身体が

しんどい時には何もしないでくださいね。

抗がん剤治療中「元気な顔」を作る事は

ご本人だけじゃなくご家族も嬉しくなると

再認識です。

抗がん剤治療中のお母様に娘さんが

眉を描かれている光景は心温まりました

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がん患者さんのキレイとイキイキをお手伝い

がん患者生活コーディネーター

長内(おさない)真弓