「同じ乳がんになった人と話したい」と
来られた方のご様子で
勇気を持って来て下さったFさん。
《がん体験者のおしゃべりサロン》に
お越しくださいました。
乳がんの手術のあとは個室での入院
同じ乳がんの方と話したいと
入院中は病棟の廊下などをウロウロしたけど
誰にも会わないし話せなかったとのこと。
Fさんは手術のあとに放射線治療
放射線治療は25日間
月曜〜金曜、毎日通院します。
その通院中は医療者とも話すし
他の放射線治療を受ける方とも
毎日、顔を合わせます。
が、放射線治療が終わると
今は病院に来るのは月に1回との事。
Fさんだけに限らず
入院中や抗がん剤治療中、放射線治療中は
頻繁に病院に来ます。
お医者さん、看護師さん、他の患者さんとの
関わりがあるのですが〜
治療が終わるのは大変嬉しい事と同時に
病院から離れる不安感なども…
多くの方がその様な気持ちになられるんです。
(私もそうでした)
複雑な気持ちなんです。
がん患者さん、がん体験者が来られます。
Fさんも同じ乳がんの方と
楽しそうにお話しされてました。
私もしくは他のスタッフと
1対1でお話しをした方が良いのか
または、他の患者さんとも
お話しした方がよいのか等、考えます。
最初、緊張されていて1対1でお話しして
慣れると皆さんの輪に入ったり色々です。
開始時間から終了時間まで居てくださり
楽しくお話しされていました。
同じ病気の人と共有する時間の大切さ実感です。
病院内でお茶とお菓子でほっこりして
そして情報の共有
非常に大切な時間だと思います。
がん患者さんのキレイとイキイキをお手伝い
がん患者生活コーディネーター
長内(おさない)真弓