今日は七夕ですね。
うーん、アウトでした。
JCHO大阪病院で本日は
「がん患者さんのおしゃべりサロン」
会議室を使用しての開催です。
今日の会議室に差し込んだ美しい夕陽
来年の七夕の夕陽はNさんにとって
最高に美しく素晴らしい日になれますように。
(きっと、そうなりますよ)
わかりますよね。
数週間前にNさんから着信がありました。
私はそのNさんからの着信に気づいたのは深夜
気になりましたが、その時間に
お電話することもできず翌朝に。
乳がんかもしれない…
病院をどうしようか…
との内容でした。
乳がんかもしれない…とてもとても
ご不安な様子がお電話からもわかります。
病院選びも大切です。
病院だけではなく主治医との相性
自宅からの通院、手術の症例数などなど
考えなくてはならない事が沢山です。
大変喜んでくださいました。
私はただ、お話しを聴き
少しずつ気持ちの整理のお手伝いをしただけ。
誰だって気が動転して当たり前。
お電話で何度も「すみません。すみません」と。
私も同じ乳がん患者
その気持ちは痛いほどわかります。
7月7日の今日Nさんの診断結果が出る日
今日はどの様な気持ちで目覚められ
日中を過ごされたでしょう。
Nさんからでした。
うーん、アウトでした。
「おしゃべりサロン」の時間は過ぎていましたが
来ていただきました。
私を含め3人で「おしゃべりサロン」を開催
しているので3人でゆっくりお話しを伺い
ご自宅に帰られるまでにワンクッション。
私達の前では、沢山泣いてもいいんです。
「すみません」はもう禁止令をだしました(笑)
だって、私達も同じ思いを経験した乳がん患者
同じ仲間なんです。
帰り際に私の手を何度もにぎり
「あの朝にお電話を折り返しいただいた事が
本当に嬉しいんです」と言っていただけた事が
私のまたまたエネルギーに変わりました。
乳がんと告知され誰よりも辛い状況にある方が
診断後に私達と話しをして
「今日は素晴らしい日になりました」って…
来年の七夕は今年の七夕よりも
ずっとずっと素晴らしい七夕を過ごされて
いらっしゃいますよーに♡
今日の夕陽の美しさを覚えていてね。
がん患者さんのキレイとイキイキをお手伝い
がん患者生活コーディネーター
長内(おさない)真弓