JCHO大阪病院(旧 大阪厚生年金病院)
私一人では勿論出来る活動ではなく
この様な殺風景な
荷物は全て倉庫に保管しているので
ウィッグは、かぶり心地が大切！
来て頂いた方にはコーヒー、紅茶
アロマの香りに今日は桜のお花
病院の二階の窓からは
にて、がん患者さんのための
おしゃべりサロンを2008年1月から
毎月開催しております。
最初の頃は「メイクセラピー」にしてましたが
メイクというと少し躊躇される方も
おられるので親しみやすい
「おしゃべりサロン」に変更しました。
私一人では勿論出来る活動ではなく
ほぼ同時期に私と同じ乳がんの手術をした
友人(治療を乗り越えた同士かな)2人にも
手伝ってもらってます。
3人とも乳がん患者で抗がん剤経験者なんです。
がんの告知、手術、治療と進む中で
体だけでなく心にもダメージを受けた患者は
様々な形での助けが必要だと思い
同じ、がん体験者の立場から
不安や悩みを抱く
がん患者さんのQOL(生活の質)を
高めるサポートをしています。
この様な殺風景な
病院の会議室の一室なのですが
少しでも居心地の良い場所にと
机を移動して
荷物は全て倉庫に保管しているので
机を並べウィッグや化粧品を用意します。
比較していただくために数社のウィッグを
置いています。
ハーブティーにお菓子もご用意して癒しの音楽♡
治療中でも安心なネイルも使っていただき
バンダナの巻き方もお伝えしています。
アロマの香りに今日は桜のお花
(お花はいつも友人が用意してくれます)
おしゃべりサロンは
医療従事者に聞きにくい日常の些細な事や
告知から手術、治療に向けての不安な時期に
同じ体験者にしかわからない悩みや不安を
分かち合い情報を交換し安心していれる
がん患者にとっての
居場所、何でも話せる場所として
ご利用いただいてます。
メイク、ウィッグ、ネイル
下着や帽子、バンダナなど
がん患者さんのトータルコーディネートの
サポートも行ってますよ。
今朝もある患者様にお電話で
「この場所で助けられた。ありがとう」
と言っていただき心から
続けてきて良かったな〜と思います。
病院外で、がん患者さんが来れる
この様な場所を作るのが私の目標です。
病院の二階の窓からは
隣の公園に咲く桜が綺麗に咲いてました。
がん患者さんのキレイとイキイキをお手伝い
がん患者生活コーディネーター
長内(おさない)真弓