☆没後50年 鏑木清方展





香り高い絵


その中でも、庶民の生活を描いた絵に心が動く。



季節や音、掛け声、匂いが
立ちのぼってくるよう



日本独特の湿り気を帯びた空気の中に、時がゆったりと流れていく



明治時代を実際生きてきていないけれど感じる、



絵から滲み出てくる美しさと豊かさ、
懐かしさ。





鏑木清方のモデル(生活そのものや日常の風景)を観る優しい眼差し




その日、雨だったにも関わらず、会場にはたくさんの人が訪れていた。



着物姿の方もちらほら。



季節感や着物は、
やはり日本を感じる。




会場を出た後、
曇り空の下、ツツジが咲き誇っていた。