歌舞伎好きな夫
幼い頃から、踊りをする母に連れられ通い、意味も分からないままに楽しかった思い出があり
成長と共にご無沙汰で
時間は長いし私は居なかったしチビ達のお世話に追われ
私は歌舞伎よりオペラやバレエの方が好きで付き合わなかったし
中々機会もないままでしたが
今回は演目が源氏物語だったのでかなり興味を引かれ、行って来ました
歌舞伎と言ってもオペラ調の歌ありの現代風?なのも有難いです
けれど会場がかなり暑く、座ってるだけで苦痛
ここはサウナ??会場側はこれ放置??と驚きました
それにそれに海老蔵さんのファンが多いのは承知ですが
登場の度に拍手、止めて頂けたら。。。
静を表現する、溜めた動きや表情、所作を必死で追っているのに拍手、かなり気になります
音楽も紫式部のナレーションも聞こえなくなります
慣れ親しんだ源氏物語のダイジェスト版で、青海波の舞やら夕顔が呪い殺される場面に焦点がありました
六条御息所の怒り、怨念が能で表現されてて、能の知識のない私には迫力が無く感じ
衣装、世界観、音楽には酔いしれましたがこんなもんかー、と言うのが正直な感想
哀愁漂う苦悩する源氏で締めくくられました
でも毎度思いますが夕顔は女を使い生きる達人
母としてもお館様としても家を守らねばならない立場だった
その嫋やかさ、弱々しさの中のずる賢さ逞しさ
見習うべきポイントたくさん
帰りはマッシモでフルーツやらバケットサンドイッチにケーキを頂きました
オペラと歌舞伎の好みなどを話して帰宅
感激の後いろいろ離すのは楽しいものです
毎月歌舞伎が見たいと言う夫
私は暫く良いかなー、と思いました