6月22日(水)晴れ
花の百名山 大朝日岳を代表する花
ヒナウスユキソウ
ヒナウスユキソウ
5~15㎝ほどの大きさ
全体が白色の綿毛に覆われている
大朝日岳からオツボ峰にかけての稜線に咲く
お散歩日記
2日間お世話になりました……
一番奥にうっすら見える稜線が昨日歩いた以東岳
眼下には雲海が広がっている
ハクサンチドリ わしゃっと咲いている
まずは西朝日岳を目指して歩くよ
事前情報では日暮沢から周回した人
アイゼン使用せずって書いてたの
でもねー使うね……
この辺の情報はあてにできないね
人それぞれだけど
ヒナウスユキソウ
斜面を白く染めるくらいたくさん咲いている
イワカガミもびっしり
ハクサンイチゲ
この時期の朝日連峰のレコだと
寒江山や以東岳のヒナウスユキソウが
掲載されることが多いけど
竜門小屋から大朝日岳への稜線も
同じかそれ以上にヒナウスユキソウ咲いているよ
昨日 竜門山の分岐から降りちゃわなくて良かった
時間があるならこっちもぜひ歩きたい
雄大な山並みを見ながら
足元に咲き誇る花々を見ながら歩くのは
本当に幸せ
しかも平日で稜線は貸し切り
あぁ来年もぜひ行きたい
一番ココが行きたい山かも
西朝日岳
緩いアップダウンを繰り返しながら大朝日岳を目指す
手前のピークが中岳 奥が大朝日岳
雪解けの場所には池塘が出現
2016年に周回したときにはガスで
どんなコースかわからなかった
こんな素晴らしい道だったんだね
中岳山頂を巻く 最後の大きな雪渓
雪渓歩きって
ゴールが見えていればツボ足で行けるかわかるけど
こんな風に先が見えないと迷う
見えている部分はツボ足で行けるけど
その先行けなかったら
重いザックからアイゼン出して着けてができないかも?
今回初日2か所でチェンスパ使ったんだけど
3か所目はココ
雪渓の先に朝日小屋と大朝日岳山頂が見える
ミツバオウレン 目立つ葉っぱはマイズルソウ
このあたりから小屋を過ぎて
山頂までずっと大量の虫がいた……
一難去ってまた一難?
振り切るように速足で山頂へ
大朝日岳山頂(1871㍍)
この後古寺鉱泉方面から登ってくる人が数名
天気予報は下り坂
この景色が見られると良いけど
もうすぐガスに包まれて見えなくなってしまう……
歩いて来た道 中央のピークが中岳
中岳拡大
右手奥から雪渓トラバースして登山道に復帰する
あそこで滑れば一気に落ちるので
遠目に見るより斜度あるよ
ココはアイゼン着用した方が良い
なんなら12本爪でも良いかと思う
雪の状態によっては
チェンスパでは心もとないかも
朝日小屋にある鐘
あぁ最高にキレイ 帰りたくない
小屋を過ぎてしばらく稜線歩きが続く
少し虫が少なくなってくるので
ザックを下ろしてのんびり休憩したよ
銀玉水 上の雪渓
以前6月末に来たときに
この雪渓が大きくて
とても急だったのを覚えていたので
迷わずチェンスパ着用
今回は竜門山への登りで2か所
中岳トラバースと銀玉水の4か所で使ったよ
この雪渓幅も広くてルートがわかりにくい
GPSでもわかりにくいので
気を付けて登ってね
左の土の見えているところを少したどってから
直下に降りて行くような感じなんだけど
間違えると登山道過ぎて雪渓どんどん下ってしまうよ
ヒメサユリ
あぁ~まだ蕾?
あっあっ!咲いている!!
以前6月末に来たときで
まだ咲き始めって感じだったので
今回は見られないかもって思っていたけど
結構咲いていてくれてたよ
小朝日岳の登り返し付近は
見頃のものも多かった
ツバメオモト
サンカヨウ
タムシバ 真っ白……
ピンク色のコミヤマカタバミ
下りもところどころ雪渓が残っているよ
花は上部が中心で
降りるとほとんど花のない樹林帯
ハナヌキ峰分岐からが地味に長く
林道手前の樹林帯は歩きにくくて
最後は結構疲れる
3日間本当にあっという間だった
3日間とも私にしては長いコースだったので
かなり疲れてたよ
朝日連峰に来たら帰りの温泉は
温泉はまぁまぁなんだけど
休憩スペースが落ち着くの
このまま体力が続けば登り続けたかったけど
車中泊&山小屋泊しかしてなくて疲れたので
いったんお家に帰るよ
登山靴もビショビショだし
あ~本当に東北の山って楽しかった
ヒナウスユキソウ キレイだったなぁ~