６月１６日 曇り
ときどき 雨
花の百名山 田代岳を代表する花
ミツガシワ
高層湿原の池糖などに生える水生植物
葉は３出複葉で２～３個ずつ連続し互生する
白い花は星状で １０個以上つく
花冠は１㎝ほどで５裂
花期は ６月上旬～７月中旬
アクセス
荒沢登山口：国道７号から剣道６８号線へ
山瀬ダム（五色湖）を経由し登山口へ
（後半１３㌔はダートな林道）
※他に４つ登山口あるが 公共交通機関はない
登山口情報：大館市 田代岳登山案内
コースタイム（花の百名山より）
荒沢登山口（６５９㍍）⇔田代岳（１１７８㍍）⇔９合目湿原
Total：４時間１５分（湿原周回は除く） ７㌔
その他情報
登山口にトイレあり・水場なし
登山道状況：残雪なし ぬかるみひどい（登山靴が浸水するほど）
開花状況：９合目湿原まで 高山植物はほぼなし
ミツガシワは咲き始め
クマが多い地域なので クマ鈴など対策必要
温泉：たしろ温泉ユップラ ３５０円（ドライヤー別途１分１０円・・・）
お散歩日記
荒沢登山口
雨はあがったし ・・・行ってみる？
金曜日に有給取得できたので 木曜夜の夜行バスで鷹巣へ
池袋と秋田を結ぶ ジュピター号に乗車して
いとくショッピングセンター鷹巣下車
バスを降りたときから かなり雨が降っており ガッカリ・・・
少し前の予報では この週末は晴れだったのに・・・
最近 登山に行こうとすると 雨ばっかり・・・
しかも 前日の天気予報で 木原さんが
「明日の午後（この日のことだよ）北東北方面で 雷雨の可能性あり 要注意」
とか言ってるの
いつも東北の天気なんて 関東じゃふれもしないのに・・・
秋田沖に ものすごく強い寒気が居座ってるらしい
なんでよりによって 秋田沖に来るかね・・・
レンタカー借りて 観光でもいいかと思ったんだけど
このあたりから行ける観光地が
白神山地か十和田湖あたりしかなく
男鹿半島はあんまり興味無いし
両方行ったことあるし どうしよ～と
コンビニの駐車場で ウダウダしてたら
雨が止んだから とりあえず登山口に向かってみたよ
フツーの登山道
登山口に向かうだいぶ手前の民家のあるあたりで
「クマ出没注意」の標識が いくつかあって
山の中のみならず 民家に出没するのか～
じゃあ山の中は危険だよね・・・
と クマ鈴ガンガン鳴らして歩くよ
この登山道 ほとんどお花が咲いていないの
最近ずっと雨模様だったらしく
登山道は ぐっちゃぐちゃの どっろどろ～
最低最悪のぬかるみで おもしろくもなんともない
田代岳に登る最短ルートは 上荒沢登山口というのがあって
そこからだと あっという間に山頂にたどり着けるのだけど
大館市のHPに
「道路状況が非常に悪く 土砂崩落・路面洗掘も頻繁に発生しています」
って書いてあるから レンタカーで行って何かあっても困るし
しょうがなく荒沢コースを選んだんだけど
それを差し引いても？ 上荒沢コースにすれば良かったわ
田代岳山頂（１１７８㍍）
後ろの田代山神社は 崩壊しているので近寄るべからず
湿原に出てからは 小雨が降っていたのだけど
山頂だけ なぜか雨が止んだ
こんな天気で 寒かったので ピークを踏んだら
さっさと下山
イワカガミ
ワタスゲ
晴れてたら ホワホワ白い穂が 風に揺れてカワイイのになぁ
ショウジョウバカマ
チングルマ
湿地帯に咲いていそうな高山植物が咲いていたよ
いくつもの小さな池糖があって
もし晴れて 青空だったら 素晴らしい景色だと思うのだけど
今日は 雷雨に遭っていないだけ 良かったと思うことにしよう・・・涙
ミツガシワ
花の百名山の本によると
ここの池糖に生えるミツガシワで半夏生祭なるものが行われるそう
池糖に咲く ミツガシワの穂の様子で その年の稲作の作柄を占うらしい
一番咲いていてくれたコ
９合目湿原をグルリと一周したんだけれど
ほとんど咲いておらず やっと見つけた一株
白い星のようなお花
蜘蛛の巣がついちゃってるし・・・
見頃は６月中旬からだったし 今年は雪が多かったから
見頃には早いとは思ったけれど
明日登る森吉山のオクエゾサイシンは
今頃が見頃のようだったので 少し早く来ちゃった
全部咲いたら きっとキレイなんだろうなぁ～
雷雨予報だったわりに 雨にもあまり降られなかったので
まぁ良かったと思うことにして さっさと下山
結局 この日この後 秋田県内で雨が降ることもなかったみたい
五色湖まで戻ると 青空になっていた
先週土日で 尾瀬を歩いて
中４日仕事で 夜行バスで秋田に来たので
しかも夜にエアロ２本くらい参加してたから 休んでないな～汗
結構しんどかった～
途中 たしろ温泉ユップラ に立ち寄り 冷えたカラダを温めたよ
ココは宿泊もできるみたいなので
時間があるなら 温泉宿泊して天気の良い日に登りたいね
花の百名山って 今まで歩いた山は
その山を代表する花だけでなく 道中たくさんの花に会えるんだけど
この山ほど 途中お花が無い山は 初めてだった
登山口までの 最後の１３㌔は ダートな林道で
運転も結構大変だった
登山道自体も ぬかるみがひどくて 登山靴浸水するし
笹も刈り払いされていないから ビショビショになるし・・・
平日だったこともあって 山中では誰にも会わなかったけど
タケノコ取りの人が入っていて
笹藪の中から クマ鈴やら 爆竹やら いろんな音がしていたよ
と 振り返ると 全然良かったところが思い出せない・・・苦笑
まぁでも 天気が良い日だったら また違う印象なのかな？
半夏生祭の頃には 登山道も整備されて歩きやすくなるんでしょう
もう登りに来る事は無いと思うけれど
もし登る機会があるとしたら 今度は絶対晴れの日にしよう！