6月6日 晴れ晴れ


庚申山に咲く花

黄色い花コウシンソウ黄色い花

コウシンソウ

タヌキモ科ムシトリスミレ属 日本の固有種

自生地は庚申山・男体山・女峰山・袈裟丸山 国の特別天然記念物

6月から7月に高さ5㌢前後の花茎を伸ばし 薄紫色の直径5~10㎜ほどの花を咲かせる


車アクセス

車  :日光宇都宮清滝ICから約30分

    登山者用駐車場はかじか荘の少し上にあり・さらに林道ゲートの近くに数台駐車可能

電車:わたらせ渓谷鉄道通洞駅からタクシーで15分



あしコース

銀山平(830㍍) ⇔ 一の鳥居 ⇔ 猿田彦神社跡 ⇔ お山めぐりコース ⇔ 庚申山(1892㍍)



インフォメーションその他情報

登山口には水場・トイレなし(かじか荘で利用可能?)

市道庚申山線(銀山平からの林道)は崩落のため通行止めになった(3/18~4/29)

 ⇒気をつけて歩いた方が良い

庚申山荘 トイレ・水場有り 素泊り2000円

コウシンソウ・コウシンコザクラ 共に見頃

庚申の湯  10:30~20:00 大人610円

やしおの湯  10:00~21:00 大人510円


メモお散歩日記

朝一番早い東武スカイツリーラインに乗って 8時20分頃 東武日光駅に到着

庚申山へは 最寄りの通洞という駅の近くを走るバスもあるけれど

バス降りてからタクシー利用か 延々と車道歩きになるので

レンタカーを借りて 出発

車で40分くらいで 銀山平に到着

途中 買い物したり準備したりで 出発は10時少し前くらい




銀山平から一の鳥居へ向かう道には ビックリな落石・・・

こんなん当たったら即死だわ・・・


銀山平から一の鳥居までは 約4㌔の道のり

車で行けたら かなりの時間短縮になるけれど 無理そうね




一の鳥居


登山道はココからスタート

猿田彦神社跡までは 公園のような 歩きやすい緩やかな道が続く




神社跡手前には レンゲツツジが見頃過ぎ


庚申山への道は

庚申山荘を通って行くルートと

お山めぐりという 上級者向けと書かれたルートの二つ


地図にはお山めぐりコースに コウシンソウ自生地の文字があるので

とりあえずそちらへ向けて出発




分岐を過ぎると すぐに沢にぶつかるんだけど 道がわかりにくい


たくさん踏み跡あって 沢沿いに登って行ってしまった

写真では伝わりにくいかもしれないけれど 苔がキラキラ とってもキレイ


しばしさまよって 正解は沢の対岸にあるワンゲル部の小屋の後ろ側だった

笹に覆われた斜面を ジグザグ登って行く

あっという間に 小屋の青い屋根が小さくなる




途中 開けた場所から見えた景色


ときどき晴れ間も見えるけれど 雲に覆われている時間の方が長い

だんだん冷たい空気が入って ヒンヤリする


お山めぐり・・・ 上級者コース・・・

とは思えない 歩きやすい道が続く




それらしい大きな岩を通りぬけると・・・




コウシンコザクラ


かわいらしいピンク色のお花が咲いてる♪

想像していた以上に たくさん咲いていたよ

大きな岩に しっかりと根を張って 数え切れないくらいたくさんのお花




コウシンコザクラ満開 ちょうど見頃♪


岩に栄養なんてあるのかしら?って思っちゃうくらい

足もとの土の部分にも咲いているけれど それ以上に岩にくっついて咲いているコが多い




手前の小さな花が コウシンソウ


岩と岩の間に 鉄のハシゴがあって

その間に コウシンソウが満開




ひょろっとした 少し曲がって首を上げている小さなコたちが コウシンソウ


手の届く範囲よりは やや遠くって

カメラに納めるのは難しい


突然現れた 不思議なお花畑に 本当に感動して

時間を忘れて 見入ってしまった

「また来たいリスト」に追加決定だわ


ゆっくりしすぎて ちょっと寒くなってしまって 上着を着て

ココでゴハンにしようかなぁ とか思いながらも

一応山頂行っておこうかな? と再度歩き始める


下山は元の予定では庚申山荘を通るルートの予定だったが

帰りもコチラを通ることに決めた!




お花の生えるとは思えない ごっつい岩に びっしりと咲くコウシンコザクラ


ココでもちょっと道迷い

正解は この岩から降りて 下に続く踏み跡があるので そこを下る

登っている途中だから 上に道がありそうなんだけど ない




下りきったトコロにある吊り橋


左側の欄干が壊れているけれど グラつく感じもなく渡れた

落石かなぁ?

また通行止めにならなきゃ良いけど・・




シロヤシオは終盤


このコース 皇海山方面へと ずっとお花の道が続くらしくて

シロヤシオがキレイなんだそうだけど

この日咲いていたのは この場所だけ

あとは 花が落ちてしまって 終わっている木があるのみ




良い眺め~♪


こうゆう高度感ある場所大好き♪

あっという間に終わってしまうけどね




おにの耳すり


眺めが良かったので しばし休憩

地図を見ながら おにぎりランチ


地図だと コウシンソウ自生地から分岐まで ほんのちょっとな感じだけど

歩いてみた感覚だと 自生地はお山めぐりの真ん中か手前って感じ

反対側から歩いて来る人もいたんだけど その方が歩きやすいかも?




めがね岩


通り過ぎて振り返って見てみる

反対側の岩には コウシンコザクラがびっしり咲いてた




写真で見ると どこ歩くの?って感じだけど 全然歩ける


歩きやすいようにロープやハシゴなど よく整備されている印象

ある程度山歩きをしている人なら 気をつけて歩けば大丈夫




今年初見のオダマキ




合流地点からは なかなかの急登 どこを登るのかわかるかな?


自生地から大分あるいて やっと庚申山荘からの道と合流

思った以上に長くて 山頂パスしたくなった

展望ないらしいし・・・




庚申山(1892㍍)山頂


昭文社の地図で 登り50分になっているけれど

そこまで時間はかからない印象

最初 歩きにくい道の登りが続くけれど

ある程度登ると 比較的緩やかな 笹の道に変わるよ

山頂は眺めもないので 早々に下山




庚申山はこんな岩山




コウシンソウ


お山めぐりコースを下山

最初に来た時は 風が強かったけれど 今は穏やかなので 再度チャレンジ

だけど お花が小さすぎて 上手にマクロにならない




2つとか それ以上並んで咲いているものが多い


葉っぱのトコロに粘液みたいなのがあって

そこに結構虫がくっついていたよ

キレイな花には 毒があるのね・・

小指の爪くらいの小さなお花が 不思議でじっくり見つめちゃう


だいぶ遅い時間だったけれど

他の登山者も来たので 下山開始


さっき歩いた道だから 安心してサクサク下山

すると 膝は全く痛くないけれど

先週の尾瀬ハイキングで痛めたらしき 右足の小指側側部に痛みが・・・




クリンソウ


庚申山荘では クリンソウが見られるって知っていたので

ちょっと寄り道




庚申山荘


外にバイオトイレと水場あり

中には入らなかったけれど 良さそうな雰囲気

布団などもあるらしいよ

今度は泊まりでゆっくり来ようかしら?




猿田彦神社跡へ向かうと 鹿の群れ


シャッター押したら 振り返っている一頭が 甲高い声で鳴いて

散り散りに逃げていった


出発が遅かったこともあって かじか荘まで戻ったのは17時過ぎ

かじか荘の温泉は 結構良いみたいなので ぜひ入りたかったけれど

 ⇒庚申の湯  10:30~20:00 大人610円

入っちゃうとゴハンも遅くなっちゃうから 先にゴハンのために移動


そう言えば 山中で車の鍵を拾ったという夫婦に

今日下山するなら鍵を預かって欲しいと託され

かじか荘の方にお渡ししたけれど 持ち主のものへ戻ったかしら?

無事に受け取って 帰れていると良いけれど・・・


この後軽く食事をして 4月に鳴虫山登山をしたときに立ち寄った

やしおの湯へ

 ⇒


前来た時は さほど・・・という印象だったけれど

この日の露天は 少しぬめっとした感じもあって 温泉らしい気持ち良いお湯だった

休憩所でのんびり休憩して

次の日の登山のために 出発!

明日はピカピカ晴れるといいな~♪