9月14日 晴れ
※天狗山荘から不帰キレットを越えて唐松岳への日記はコチラ
かろうじて唐松岳山頂は晴れていたんだけれど
唐松岳頂上山荘はガスにすっぽり包まれてしまっていた
小屋へ向かう道の途中に まだコマクサが咲いていたよ
もう9月なのに!!
ほとんど終わっていたけれど いくつかまだ濃いピンクもコも咲いてたの
大感激♪
頂上山荘からテント場を見下ろす
ココのテント場には泊まったことないのだけれど
小屋のかなり下の方から始まって ずいぶん遠くまで続いている
昨日は3連休の初日とあって 大混雑だったらしい
小屋の前には おそらく小屋に宿泊していた人たちがたくさん
この時点で9時くらいだったかと思うのだけれど
こんな時間まで何して過ごしてたんだろ・・・?
山頂スグそこだし ご来光見て 朝ご飯食べて・・・も時間あまるよね?
そんな感じでごった返していて 喫茶スペースも利用できる時間ではなく
ソーセージっていうメニューがあって めっちゃ食べたかった~ 残念・・・
小屋前のベンチで ガスに包まれ何も見えない景色を見ながら パンをかじった
座ってゴハン食べていたら あっという間に冷え切ったので
早々に出発
天気が良ければ どのような道なのかが見渡せるけど
この時間でガスの中
しかもさんざん岩場を歩いたあとの岩場 しかも下りか~
何か面倒くさいな・・・やっぱり帰る?
だって 下った分以上に登るよね・・・?
唐松岳山頂から 五竜岳山荘が見えちゃったんだもん
そんなココロの葛藤がありつつも
残雪期の予習をしておきたいという気持ちが勝って
仕方なく(苦笑)降りたよ
まだまだ続く長い道だけれど 見えないよりは見える方が 楽しい♪
残雪期 上の写真は行けそうな気がするんだけれど
唐松岳から下りはじめの場所の鎖場は 歩けそうな気がしなかったなぁ・・・
どんな感じなんだろ~ あとで調べて見よう♪
お花はすっかり秋に衣替えだね さみしいなぁ~
この花は花期が長いのかな? よく見るような気がする~
少しハイマツ帯を歩くんだけれど とても雰囲気の良い道
ココまで ずっと稜線歩きで風に吹かれたり 日差しが強かったりしていたから
樹林に入ったら ホッとしちゃった~
ココからの登りは緩やかで とても歩きやすい道だったよ
鎖とかの必要な場所もないので
体力的には 歩く方向は 唐松⇒五竜の方がラクだと思う
岩場・鎖場に慣れていない人は 岩・鎖が登りになる五竜⇒唐松の方がいいかな?
五竜山荘テント場700円/1人 水1ℓ/100円
トイレ:夜は紙あったけど朝は無かったので要注意!
南北にキレットがあるからかヘルメットまで売ってた!
って 12時10分前くらいに到着したんだけれど
すでにテントを張るスペース無くない!?
すごく焦って 慌てて降りて かろうじてテントスペースと言える場所にひと張り確保
って言っても 狭くて テントの2/3くらいは落ちちゃってるので 使えなかった~
3連休中日で テント絶対混むだろうと思って天狗を暗いうちに出発したけれど
まさか午前着でこの状況とは・・・!
テント設営して しばらくゴロゴロしていたんだけれど
少しお腹空いたし 小屋へGO!
小屋の入口は 宿泊の手続きをするひとでごった返していた
入口入ってスグに食堂があるので 半券渡して
待っている間にここぞとばかりに大量飲水
だって 1ℓ/100円ですからぁ~
おそらく何かチャーハンの素みたいなものを使っているっぽいんだけれど
美味しかったよ
スープは見るからにインスタントだけどね・・・
窓際の席に座っていて ちょうどテント場が見えたんだけれど
当然のことながらまだまだ テントは増えるのね
食事を終えて テントに戻って
ストレッチしたり 明日の行程の確認とか 今日歩いた行程を振り返ったりとか
幸せ~な時間を過ごして 半分ウトウトして
起きたら テントすごいことになってた!
小屋の入口は ちょうど南側(写真上側で写っていない部分が玄関)で
その入口にかけての通路を使ってもおさまらず・・・
小屋のこちら側は登山道なんだけれど その登山道わきにも設営
小屋の反対側が 外トイレへの通路なんだけれど そこもテントが並んでいる状態・・・
おそるべし 三連休・・・
ちなみに小屋は布団1枚に3人だったそう
8月のお盆に台風が来ちゃって みんな山に行けなかったから
このお休みに みんなそろってお出かけしちゃった感じみたい
食料がほとんど尽きてしまっていたので
もしかしたら途中で下山するかも~って思って あんまり持ってこなかったんだよね~
北アルプスは小屋で食べられるから いいや~って思ってさ
夕ご飯にカップスター300円を購入したの
それがね!ものすごーく美味しく感じちゃって 一気に食べちゃった
あんまりしょっぱいもの食べてなかったから カラダが欲してたんだね~
あとパンをひとつ200円で購入した
今夜 寒すぎずにゆっくりと休むことができたら
明日気力・体力があったら
八峰キレット越えて鹿島槍へ行こう!
だって 今まで頑張ってくれたザックで登れるのは 今回が最後だもの!
まさか肩の部分 あんなにザックリ切れるとは思わなかったから・・・
今まで北アルプスに来るときはいつも一緒だったから~ 何かさみしいよ~
でももし 寒くてあまり眠れなかったり
テントが露でびっしょり濡れて重かったら 下山しよ~
持ってきていたカイロを足の裏にそれぞれ貼って
ナルゲンボトルの湯たんぽ作っておやすみなさ~い♪