6月29日 曇り 時々 晴れ のち 雨
月山 6月の花 ヒナウスユキソウ
アクセス
車 山形自動車道 寒河江ICから国道112号 月山口
バス 山形駅から バスあり 山交バス
コースタイム(花の百名山地図帳 より)
姥沢 ⇔ 月山リフト(13分) ⇔ 姥ヶ岳 ⇔ 牛首 ⇔ 月山(1984㍍)
Total:3時間55分(リフトから山頂まで)
その他情報
・月山環境美化協力金 200円
・姥沢駐車場に 更衣室・トイレあり
・トイレは リフト下・上ともにあり
・月山リフト 往復1000円
・雪渓歩きの箇所多数あり
下り斜面急な場所もあるので 慣れていない人は 軽アイゼン・ストックがある方が良い
・温泉は水沢温泉館 入浴300円
お散歩日記
山形蔵王に登頂後 高速で移動して 月山の姥沢へ
ここに来るのは2度目
3年前に来た時は 台風通過後で風が強くて リフトうえで終了
今回は ときどき雨がぱらつくものの 何とか行けそうな雰囲気
駐車場にはスキーやスノボを楽しむ人が多いけれど
登山の人も かなり多い印象
最初 寒いかな?と思って
フリース着てリフトまでの道を歩いていたら 汗かいちゃった
リフト手前にも まだ大きな雪渓が残っている
斜面には たくさんのふきのとうが芽を出している
ときどき 青空が見えて ワクワクしちゃう♪
かなり ゆったりと動くリフトの下には
ニッコウキスゲが満開
多分月山の山頂は見えていないんだけど 月山の標識あり
ゲレンデには スキー・スノボを楽しむ人がたくさんいる
リフトを降りて 雪解け水が流れる石畳を歩いて行くと ゲレンデに入る
雪の斜面には 踏み跡らしい踏み跡は わかりにくいけれど
スキー・スノボを楽しむ人たちの 右側を登って行く
この日は 雪は硬すぎず やわらかすぎず つぼ足でも歩きやすい
急斜面の登りなんだけれど 歩幅が自由なので 疲れにくい
ふと 振り返ると結構登っていた
右側の赤い屋根が 姥が岳山荘なので スタート地点はあそこ!
急斜面から 少しなだらかな斜面になると
浮島のように緑色の山肌が見える
雪渓の道の先に 木道が続いているので そこから木道へ上がる
緑色の緩やかな斜面に たくさんの小さな白い花
この旅で 会えたらいいなぁって思っていた ヒメコザクラの花が満開♪
木道脇には チングルマやイワイチョウなどの高山植物も咲いていて
かわいらしいお花畑を歩いて行くと あっという間に姥ヶ岳に到着
ここまでは 本当にあっという間で 雪がなければ良いハイキングコースなんじゃないかな?
少し休憩していると 先に来ていたおじさんが
少し先に ヒナウスユキソウが満開だと教えてくれたので
見に行くとまとまって咲いている場所がある
たくさん撮影したのに どれもこれもブレてる・・・
天気のせいかな? 違うか カメラマンの腕か・・・
コースタイムが短いのと 今日は帰らなくて良いので
ゆっくり写真撮影をして 柴灯森方面へ
この道がとにかく素晴らしいの一言!!
高山植物の種類は 他の山とさほど変わらないかなと思うけれど
ヒナウスユキソウの咲いている数が 尋常じゃないの
咲き乱れて 登山道の石畳の隙間からも顔を見せて 踏んじゃいそう!
今まで こんなに自然に花が咲き乱れているのを
見たことないかもっていうくらい
しかも 咲いているのが ヒナウスユキソウなんて!!
先ほどのおじさんと前後しながら 本当にスゴイと感動しながら
何枚も写真を撮影して 本当に足がすすまない・・・
もう一度会いたいから
今週末晴れたら また行っちゃおうかと本気で思うくらい素晴らしい景色!
チングルマ最盛期は きっと一面真っ白
キバナノコマノツメ
ニッコウキスゲ
さらに牛首方面へ歩いて行く
ロープや旗竿で目印がしてあるので 迷うことはない
登りでは アイゼンをつけているひとはあまりいない様子だけれど
降りてくる人は つけている人が多かった
その先は雪は無く歩きやすい登山道に変わる
ヤマザクラがちょうど見頃
下の方では 綿毛の状態だったチングルマも まだまだ満開
チングルマに混じって ヒメシャクナゲの花もたわわに咲いていて
本当にキレイ♪の一言
ピンクの丸いのが ヒメシャクナゲよん
他の登山客の方も 同じで キレイキレイと繰り返していたよ
さらに上がって火事小屋跡(と 某ツアーの添乗員が言っていた)のあたり?まで来る
小屋の横には まだまだ小さいけれど しっかり花の咲いたクロユリが!!
結構急登なんだけれど そんなのも気にならないくらいのお花畑を歩いて
ときどき見える青空に期待しながら 歩いて行く
月山にはいわゆる「月山」と書かれた標識は無いらしく
本当の山頂は 月山神社の中にあって 神社の中に入るためには 500円が必要
う~ん 立山みたいだね
しかも写真撮影は禁止・・・
どうしようかな~ ちょっと迷ったけれど
せっかくなので お参りすることにした
500円を支払うと 人型の 何か書かれた紙(お経かな?)を渡されて 手に持つように言われる
宮司さんが神具(白い紙がたくさんついている棒)を振って 祝詞を唱えてお祓い終了
人型の紙で 全身をなぞって 水に流す
あれ?どこかのタイミングで 紙に3回息をふきかけるんだったけど忘れちゃった~
初めて体験したよ
そして 中でしか買えないだろう山バッジを購入!
しかも700円と 相場よりお高め・・・
そそくさと小さな境内を周り 下山しようと歩き始めると
最初のお花畑でお会いしたおじさんが クロユリが満開という場所を教えてくれた
小さなハイキングコースがあるんだけれど
その中にクロユリが群生している場所がある
黄色のニッコウキスゲ ピンクのヒメサユリ 黒いクロユリ・・・
周囲はハクサンイチゲのお花畑が広がっていて
大きな岩もあるので 休憩場所にはとても良いと思う
下山は来た道を戻り 牛首から金姥を巻く道を通って降りたかったんだけれど
完全に雪渓歩きで道がわかりにくい上に
だんだんガスが出て すぐに視界不良になってしまう
某ツアーの団体さんが
そちらに行ってくれたらついていこうかなぁと思っていたんだけど
なんだか行く様子がなかったので 来た道を戻ることにした
なかなかの急坂なんだけれど かなり緩んでいたので
結局アイゼンつけることなく歩けちゃった
でも 雪道慣れていない人は アイゼンつけたほうが良いよ
途中から雨が本格的に降り始め レインウェアを着てスタスタ歩く
姥ヶ岳に向かう登山道
白く写っているのが 全部ヒナウスユキソウ♪
来るときに 写真はたくさん撮影したし
雨でカメラ濡れちゃうと困るので 帰りはかなり早く姥ヶ岳に到着
ヨツバシオガマが 一輪咲いていた
天空の楽園とも もうすぐお別れ・・・
ゲレンデの下りは急斜面だったので
せっかく持ってきたアイゼンを着用しようかと思ったけれど
雪はやわらかく しっかりとキックステップで降りられるようだったので
ときどき滑りそうになりながらも つぼ足下山
雪渓慣れていないひとは履いた方が良さそうだったよ
今回はストックだったので グリセードしてみたかったけれど
この急斜面じゃ 滑ったら止まらないのはわかりきっていたので
でも ゲレンデスキーやスノボの人は転んだら止まるんだよね・・・?
慎重に下って あっという間にリフトへ到着
山形まで結構遠かったので あまり睡眠時間も無かったし
標高差は少ないとは言え 今日2座目だったのでグッタリかなぁと思いきや
意外と体力あるのか 全然元気だった
わたしまだまだ 若い!?←ずうずうしい?
月山IC近くにあるドライブインで かつ丼食べてから
道の駅にしかわにある 水沢温泉館 で 汗を流す
山形の温泉って 次の日に入った温泉もそうなんだけど
休憩室と入浴の料金が別なのね
温泉300円と格安!
少ししょっぱいお湯に浸かって 疲れを癒やす
今日撮った写真を眺めながら
月山良かったなぁ・・・と余韻に浸って幸せ気分を満喫
明日の大朝日岳 晴れるといいな♪