5月1日 晴れ
アクセス
大糸線穂高駅 ⇒ 中房温泉 片道1700円 55分
バス時刻標 南安タクシー
コースタイム(山と高原地図より 夏道の時間)
1日目 中房温泉(1450㍍) ⇒ 燕山荘(2704㍍)
CT:4時間10分
燕山荘 ⇔ 燕岳(2762㍍)
CT:55分
2日目 燕山荘 ⇔ 蛙岩
燕山荘 ⇒ 中房温泉
CT:2時間50分
その他情報
燕山荘 のHP 1泊2食9500円 素泊り6000円
中房温泉 日帰り入浴700円
・登山口 トイレあり アイゼンなど洗うスペースあり
・第一ベンチを過ぎた頃から 登山道上にも積雪あり 凍結していて歩きにくい
・コース上には竹竿が目印でついていて わかりやすい
・合戦小屋は 1・2日は営業しており トイレも利用OK
・燕山荘素泊りでも 雪解け水は無料でもらえるが 要煮沸
・山荘~燕岳は 雪がない部分も多いが アイゼン・ピッケル必要
・山荘~蛙岩は トレースくっきり
・蛙岩から大天井方面 トレースないとのことだったが 見える範囲ではしっかりついていた
お散歩日記
穂高駅発の 中房温泉行きバスに乗車したのは 私一人・・・
GW前半・後半の連休の間の平日なので もう少し人がいるかと思ってたのになぁ
途中のしゃくなげ荘から4人乗車したので 一人では無かったけれどね
中房温泉から見上げた空は青空!!
ここから登るのは 4回目
1回目 07年8月3日
2回目 10年8月5日
3回目 12年11月10日
最後は去年の11月 少し雪が積もった頃だったので 半年ぶり
快晴で ワクワクするね♪
今日は素泊りなので食事全部と
もし行けそうなら常念・蝶ヶ岳の方まで縦走したいと思っていたので
荷物が とてつもなく重い・・・
この後唐松岳に行ったときに 大分荷物減らして12㌔だったので 相当背負っていたっぽい・・・
第一ベンチの手前から 所々雪が積もって凍結している場所があり 登りにくい
アイゼンつけるタイミングをちょっと悩むんだけど
転ぶよりは早めに装着した方が良いかな?
寒気が入って寒かったせいか 帰り道もあまりとけていなくて凍結のまま
ツルツルとドロドロの繰り返し・・・
ココでは転びたくない~
11月に来た時は キレイな紅葉のカラマツ林だったけれど だいぶ雰囲気も変わっていたよ
遠くに見える雪山に 一気にテンションUP!
足下には イワカガミの葉がたくさん
少しずつ 春が近づいてきているのがわかるね
第一ベンチは雪は全然無かったけれど
第二ベンチに着く頃には すっかり雪の中
木漏れ日が気持ち良くて
雪も良いけど 森の中をのんびり歩くのも良いなぁって思った
荷物は重いんだけど 標高が低い間は全然元気で なかなか良いペースで登れたよ
木々の間から 真っ白に雪化粧した斜面が見える~
富士見ベンチは すっぽり雪の中
誰か掘り起こしてくれたのかな?
雪はしまっていて 歩きやすく このあたりまでは夏道時間よりも早いくらい
少しずつ雰囲気が変わって 明るい感じになる
空が近い!!
バーン!!
おぉ~!!
登っている途中 ふと振り返ると絶景が広がっていて
思わず近くを歩いていた人に声かけちゃった(笑)
「後ろ、スゴイですよ♡」
登り切ってまた少し樹林帯を通り抜けると 合戦小屋に到着
お店の方が 雪かきに精を出していたよ
日差しが暑くて 風が吹くと凍えそうに寒くて 大変そう・・・
11月 と比べたら 雪の量が格段に違うのね
私はココで ストックからピッケルに交換
ストックをザックにしまったら ザックがすごく重くなった・・・
安物のストックは重い!! 買い替えようかなぁ~(涙)
小屋を出て少し行くと 一番キツイ斜面になるよ
歩きやすかったけど とにかく急登で 長くてしんどい
ストックの人が多かったけど ピッケルの方が楽だと思うよ
斜度はこのくらい?
キツイんだけど この時間はまだ雪がしまっていて 歩きやすかった
帰りは少し緩んでいて 登っている人は 結構疲れたんじゃないのかな?
夏道とは違うみたいで 合戦沢ノ頭の場所がわからず
槍ヶ岳も見えてこない・・・
燕山荘は 遠くに見えた♪
もう 槍ヶ岳見えるところにいる気がするんだけど・・・
右上に続く稜線のTOPに 見えてるよ♪
11月に来た時とは また少し道が変わって ずっと尾根を歩く
ちょっと呼吸が苦しいかも・・・と 景色は良いのにペース大幅ダウン
半月前に登った横岳の時の 高地順応はもう時間切れらしい・・・
さっきの写真から この場所まで 結構時間かかったよ
見えてからが長いの~
呼吸が苦しくなり始めた途端にペースダウンしちゃって
数歩進んでは止まって・・・ みたいな感じになっちゃった
だから単独の方が気楽なのよね・・・
前後で10人くらいいたんだけど みんな同じくらい時間かかっていたけどね・・・
燕山荘
やっとついたぁ~ スッゴイ疲れた~
時計を見ると ビックリのここまで5時間!! 合戦小屋まではCTより早かったのに・・・
玄関にはベニヤ板が敷いてあり アイゼンのまま入ってOKになっていた
やっぱり人気の小屋は心遣いが違うよね!!
脈が上がっておさまらず 食事もほとんどしていなかったので
自炊室でランチ
家にあった 家では食べないだろうおでんを温めて
久しぶりに2食入りのアルファ米の白米を食べた
こんなにおいしかったっけ?販売終了なんて残念!!
初めての北アルプスが燕岳で 燕山荘に宿泊したんだけど
こんな大きなテレビは無かったような・・・?
雑誌・マンガなどもあったので かなり長い時間くつろいで
2時半過ぎてから 燕岳に向けて出発
もうさすがに高度順応できたでしょ~
強い寒気が入っていて 北アルプス方面はどんより雲の中
燕岳はだいぶ雪がとけて 道がでているね
うっかりサングラスを忘れちゃったんだけど こんな天気でもちょっとまぶしい
ほどなく 燕岳山頂♪
空身だったので サクサク上がれた~
荷物が無いって 何て楽なんでしょう♪
燕岳より先 トレースあったけど 誰か行ったのかな?
天気が良かったら ちょっとお散歩で足をのばしたいけど 今日はいいや~
燕山荘方面
遠く見えるけれど 時間はそんなにはかからないよ
テント場
雪庇がスゴイので 線より内側に作るようになっている
雪の中にすっぽり埋まって 何かカワイイ 生き物みたい
小屋があるおかげで ここまで登って来られるんだから
本当に感謝だよね~
逆に この時期行けるところ少ないから 小屋開けると儲かるよね・・・
夕食も 荷物を軽くしたかったのでレトルトカレー
2食入りのアルファ米 まだ残っちゃってるので 明日の朝ご飯までいけそう・・・
食べてから 外に出てみると すっかりガスの中
この日はとうとう槍ヶ岳は見えず・・・
明日に期待しよ!!
小屋の入口には大天井へのルート説明あり
この大きく右に向かうトレースが 遠目にも見えていたので
行けそうかな~って思ったんだけれど
小屋の方が説明しているのを聞いていると
行っている人が少なくて トレース無いと思うし 風も強いからやめた方がよいと
そう言われると 行きにくいよね・・・
この日の宿泊者はさほど多くなく
2畳のスペースで3人部屋のところを一人で使わせてもらったよ
超快適♪
眠る前に脈を測ると60回くらい
だいたいいつも50ちょっとくらいなので 普通に戻っていたんだけど
登頂部が重い感じ?
高山病かな・・・?
そう思いつつも カーテンで区切られた広い個室でゆっくり睡眠
明日は晴れて 槍ヶ岳が見えるといいなぁ♪