6月19日 晴れ
久しぶりに18日土曜日からの前夜発
ETC引が最終日なので できるだけ遠出しちゃった
関越道小出から道の駅ゆのたに
へ
前に魚沼駒ケ岳
に行った時もココに泊まったなぁ・・・
朝5時頃にゆのたにを出発して 奥只見シルバーラインを通り
奥只見湖と ピンク色のウツギの花を眺めながら走る・・・
所々雪渓が残っていて 焦る
山の上の方は残雪あるかなぁって思っていたけど
湖の近くでも残雪があるとは・・・ 心配
かなり距離があって 到着したのは6時過ぎ
駐車場は車ではないものの そこそこ人は登っていそうな気配
登山口出発は6時15分
私の本のCTでは12時間55分・・・ って 下山19時過ぎ
最初は緩やかな林道をテクテク歩く
と 本当の登山口にたどり着く
登り始めるとスグにお花がたくさん
アカモノとかイワカガミなど 定番の高山植物が次々に姿を見せてくれる
アブラツツジの花 初めて見た~
天気予報はピカピカの晴れだったんだけど 曇り空
だったので良かった
陽射しが無くってもかなり汗をかく急登
少し登ると ずっとヤセ尾根が続いているのが見える
足もとはザラザラしているので 少し滑りやすい
トラロープがあるような場所もある
そんなに難しい場所は無いんだけど・・・ とにかく長い
長丁場なのでお水を3㍑近く持っていたので ザックも重いし結構大変
下台倉山から台倉山までは 小さなアップダウン
を繰り返して行く
白いタムシバの花の道 その向こうに 燧ヶ岳 足もとにはピンク色のイワナシ
去年 途中撤退した森吉山を思い出す・・・雪解けの最初に咲く花たちなんだよね
左側は急斜面だけれど 気をつけて行けば難しい場所もない
途中まで行くと 白く雪の残った池ノ岳と平ヶ岳が見える
ものすごーく 遠い・・・
あまりの遠さに焦る 辿りつけるのだろうか・・・
台倉山は小さく開けた場所だけれど目印はなくて
もう少し歩いて行くと 少しずつ雪渓が出てきて
台倉清水に着く頃には 樹林帯に入って殆ど雪渓に
距離が長かったり テント泊もしにくい場所ってこともあるんだと思うけど
雪渓上の足跡がかなりわかりにくい
あんまり考えないで登ってしまうと 迷ってしまいそうなので
赤テープとか どなたかがつけてくれた青地に白の水玉のビニール袋を頼りに登る
わかりにくい場所には 雪の上に矢印を記入
途中ちょっとあまりにわかりにくくて やめようかーって話になったんだけど
やめて戻ってきたみたいな人もいたし・・・
登りは登りなので迷わないと思うんだけど 帰り
はわかりにくいよね・・・
なぁんて弱気になりつつ 少しずつ足をすすめて何とか白沢清水へ
台倉清水から白沢清水までは幅の広い尾根歩きで
標高差もあまり無いので道がわかりにくかったんだけど
白沢清水から池ノ岳へはしっかりと登り
そこそこの急斜面になったので 帰りは軽アイゼンを履こうと決める
だんだん樹林帯を抜けて 陽の当たる斜面になると
登山道には残雪はほとんどなくなり 小さな沢登りに・・・
靴はドロドロ・・・ 何となぁく靴の中も湿ってきたような・・・
イワカガミの向こうに 白い雪の残った平ヶ岳
![お散歩日和](https://stat.ameba.jp/user_images/20110622/23/mayumi-sakamoto/e2/08/j/o0448025211307003592.jpg?caw=800)
急斜面が一段落して 少し緩やかな木道に変わると
池ノ岳に到着
もうすごい嬉しい 大好きな池糖のある景色
平ヶ岳の反対側は青空で 水に空の青や雲が映ってとてもキレイ
もう大満足 ここがゴールでもいいやってくらいね
だってココから平ヶ岳までが 結構遠く見えるんだよ~
でも頑張って歩き出した
途中 イワウチワのお花にもめぐり合い
見晴台の少し奥まったところに 小さな山頂がある
時間はすでに12時を過ぎてしまっていて 少し焦りもするんだけど
全部で10人くらいかな
他の人たちもゆったり休憩していたので 私たちも少しのんびり
見晴台でお昼ゴハン
最近いっつも シーフードヌードルのライトがお昼ゴハン
地震があったときの非常食で買ってあるんだけどね
登山しながら行動食でパンとか食べちゃうので ココではカロリー控えめにしたりして
夏山登山だと 山頂にお昼頃に着くと大体曇っちゃうので
こんな青空を見ながらゴハン食べれる
なんて嬉しいね
すごーく汗かいて登ってきたから いつもだったら冷えちゃうのでフリースを着るんだけど
今回は陽射しがポカポカを通り越して 痛いくらいだったのでそのまま休憩
ずっとずーっと見ていたいくらいキレイな青空
すごく遠かったし 雪渓歩きが大変だったからかなり達成感ありあり
槍ヶ岳とか劔岳に登ったときより ずっと大変だったよ
帰らないといけないので トボトボ歩き始めるよ・・・
上手に撮れたって思ったのに カメラのストラップが写ってる
30分も休憩できなかったかな
私は玉子石が見たかったので つぁんにお願いして付き合ってもらったんだけど
雪渓上に踏跡がほとんどなくなってしまって
姫ノ池からのルートもチャレンジしようと思ったんだけど時間もないので 断念
あとから他の登山者が 玉子石は雪の中で見えなかったらしいと教えてもらったので
まぁあきらめはついたんだけどね・・・
でもヤマレコ見てたら前日に平ヶ岳登山した人の記録
にしっかり玉子石写ってた
![お散歩日和](https://stat.ameba.jp/user_images/20110622/23/mayumi-sakamoto/db/53/j/o0448025211307014902.jpg?caw=800)
池ノ岳の下り アイゼンを履こうって決めていたポイントまで来て
登って降りて
っていう足跡がしっかりついていて ステップ状になっていたので
アイゼン履かないで そのまま降りていったら つぁんが滑落
雪渓上で 下が緩やかになっているのが見えていたので
大丈夫だろうとは思ったんだけど なかなか止まらないのでちょっと焦った・・・
でもどうみてもその先に 踏跡がない
尾根を外れて谷に降りてきてしまっている
とりあえず軽アイゼンを装着して登り返すと 2人のおじさんが降りてきた
私たちが道の無いことを伝えると ちょうど本来の登山道を歩いている人の姿が
おじさん大きな声で 道教えてー
って声かけるんだけど気づいてもらえず
でもすぐ近くに横にそれて尾根に行く道があって 無事に尾根へ
おじさんたちも 私たちが迷ってたってことがわかったからだと思うけど
同行して下さって 先を歩いてくれたので本当に助かった~
私が行けるような雪山は だいたい踏み跡があるようなメジャーな場所で
雪渓歩きは 佐渡と白馬しか経験がなかったので
まだ経験不足なんだなぁ~って思った
多分 何度か歩いて経験を積んでいくと
歩くコツみたいなのがわかるようになるのではないかと
ただ途中 背丈くらいある笹薮の中に登山道がある場所とかもあって
歩くのはかなりしんどかった~
この雪渓が終わる台倉清水に着く頃にはグッタリ
まだまだ先は長いんだけど・・・
みんな日帰りなんだけど 本当に疲れている人が多かった気がする・・・
前を歩いていた人たちも間違えたって言っていて
往復すると踏み跡がしっかりつく・・・ とゆうことは
そおゆう場所はその先は行き止まりってコトなんだね って学んだかも
この先のルートは雪渓もないので ただただ歩くのみ
小さなアップダウン
があるんだけど めずらしくつぁんがもう登りはいい~って
そのくらい大変なルートだったぁ
いつもならガンガン下れそうな場所も 急いで降りたら絶対転ぶって気がして
もうスピードも上がらず とにかく怪我無い様に降りて
下山したのは18時15分
こんなに疲れたのは久しぶり・・・
帰りのクネクネ道の運転が申し訳ないくらい長くて・・・
つぁんも相当疲れてると思うのに 本当にいつもありがとう
途中空は夕焼けの赤に染まって 奥只見湖に映ってキレイ
残雪の山並みを見ながらの 静かな一日の終わりに満たされつつ
ゆーパーク薬師
へ
温泉らしいお湯ではないけど とりあえず汗を流してスッキリサッパリ
小出に入ったのが21時頃
さすがに渋滞にははまらず 赤城高原でぶっかけそば
を食べて満たされつつ・・・
帰りの車中では 起きていなくてはって本当に思うのに 半分以上眠ってしまった
も~うっ 起きなきゃ
って思うのに全然起きられなかった・・・
つぁんが何か話しかけてくれるのに 答えようと思うのに
全然頭がまわらず
寝ぼけてなんか敬語で話しかけた気がするんだけど・・・
本当にごめんね~っ
あんまり平ヶ岳の良さを伝えられなかったような気がしちゃうんだけど・・・
とても素晴らしい山だった
登山口近くにある清四郎小屋
に宿泊すると
夏季限定で近道の登山道まで送迎してくれるらしい
でも このルートもナカナカ良い感じ
雪渓が無ければCTももっと縮まると思うし 疲労度はまったく違うはず
姫ノ池の木道の脇にテントスペースがあるので
テント持参で行ってもとても良いだろうなぁ
満点の星空が池糖に映るのを見てみたい・・・
今回のルート
アクセス
関越道 小出IC奥只見シルバーライン
国道352号
コースタイム(日本百名山を登る 上巻 より)
平ヶ岳登山口(840㍍)台倉山
池ノ岳
平ヶ岳(2141㍍)
CT:12時間55分 19.4㌔
その他情報
道の駅ゆのたに キレイなトイレあり
ゆのたにの向かい側にセーブオンあり(深夜・早朝は在庫少ないかも)
平ヶ岳入口というバス停あり 予約要のバスが運行
登山口の駐車場にトイレあり 登山道上にはない
今の時期は 水場では水は取れなかったのではないかと思われる
姫ノ池にテント泊のスペースあり(木で作られているスペースがある)
山バッチは清四郎小屋 に2種類あり 売店閉まっていたけど開けてくれた
温泉は小出ICからスグのゆーパーク薬師