TODAY'S
 
エアビーアンドビー


ニューヨークはすでに一ヶ月以内の短期賃貸物件は殆どが禁止になった。

市内にあるエアビーアンドビー(略エアビー)が70%は消えるという。厳密な登録制になったのと、赤の他人に部屋を借りるなら一ヶ月以上でなければならないことやホストと同じ屋根の下でなければならないとかある。
これまで、大家に内緒でアパート住人がホストに成りすまして一部の部屋を提供したことで、部屋に対する破壊行為、合鍵による性犯罪と盗難が多く起きるなどの問題になってた。

ホテルやモーテルの多くはカネの為に違法移民たちを受け入れてる最中だから(草)、この規制には影響がなく痛み痒み何それです。元々、短期滞在の部屋提供として国に登録されており、その為の税金を払っているからね。

ニューヨーク市内といえば、ブロンクス区、マンハッタン区、ブルックリン区、クィーンズ区、スタテンアイランド区という五つの行政区。短期滞在の場合はホテルかモーテルとなる。一ヶ月以上滞在するならエアビーで構わないが、ニューヨークだと急に少なくなってしまったため、予約が十分に取れるかは様子をみてみたい。

レジャー観光客たちが安く泊まりたいとき、エアビーみたいな部屋提供をしてくれるところをダークネットで探し始めるだろう、つまり、犯罪者たちに短期滞在の部屋を管理させるという。
そうなると、どうなるかって言わなくてもわかるよな?
捕まっても構わないような犯罪者たちに何されるか想像はつくだろう。

それでも、このエアビー規制は正解だったと思う。
実体験を話そう、パンデミック時にエアビーの部屋を見つけて一週間分の200ドルを払ったものの、ホストに当日キャンセルをされて返金は全く無し。つまり「返金不可能」とエアビー側も認めてたため、こんな詐欺が横行するわと思ったことがある。
クィーンズ区の大きなチャイナタウンであるフラシング市に居た義理の姉が亡くなって、その公立団地の家を改装して、空き部屋を旅行者に貸すエアビーに提供して金儲けを企んでいた義理の甥の狙いが潰されたことで「規制やった!最高」と思ってしまった。
3DLKで義理の甥本人は無職ゆえに3ヶ月家賃は払えなかった。未払い分を私たちが支払う代わり、そこにブロンクス区から引っ越すという話に了解してくれたが、途中で彼の考えが変わって、私たちは借金をして別のところのマンションに越すことになった。

エアビー規制で義理の甥は改装に金かけたのが無駄に終わって、今度はアトランタ州へ引っ越すもカネが無いぜと嘆いてる。いや、あのね、義理の姉が死んだ部屋に、赤の他人には全く知らせずに泊まらせるのってえげつない精神よ?
公立団地ってギャングが多く住んでいる場所やし、ニューヨーカーでもない旅行者を呼び寄せるのって何考えてんだクレジー過ぎ。罰当たりだ。

日本と違って「安全はカネで得るもの」と思って、ちょいと高くてもホテルかモーテルにして欲しい。
信頼できる友人宅にでかくまってもらうのも良い案だが、迷惑をかけることには変わりない。

隣のニュージャージー州、コネチカット州、または近郊のニューヨーク州の田舎町をエアビー代替の滞在先になるが、ニューヨーク市内観光を求めるなら、片道一時間はすると思っていい。

ふぅ。
まだ書く。じゃな。