「新選組颯爽録」読んだぁ~
文庫化するの待ってたんだよ
面白かったよ
7つの物語の短編集です
そして何より、主人公が珍しい人物だったのがよかったです
例えば・・・
「馬術師範」というお話では、安富才助が主役です
安富才助のお話って今まで読んだ事ないかも?
安部十郎から執拗に嫌がらせをうける安富
鳥羽伏見の戦いでの二人の対決にワクワクしました
この話が一番面白かったなぁ
「密偵の天才」では、村山謙吉が主人公です
これもびっくりなキャスティングですよね
陸援隊へ間者として入っているんですけど、そこで仲がよかった水野八郎から間者だと見破られるが・・・
まぁ、その人物は橋本皆助なわけですよね
元新選組隊士で御陵衛士から陸援隊へ間者として入っている者です
どうもどんくさい村山ですが、なぜ題名が「密偵の天才」なのか?最後の文章を読んだら「なるほどぉ~」って言ってしまうよ
「新選組の事務官」では、尾形俊太郎の話
武田観柳斎との文吏としての立場を争うお話
新選組の文吏・事務官は早死にすると言われる中、最後まで生き残ったのは誰か・・・
と。。。
主人公が珍しい人物なのと、対立する相手とも珍しい組み合わせで、とっても面白かったです
最後に。
「よわむし歳三」というお話も、土方歳三のイメージが他にはまったくない感じだったのがよかったです
これも、歳三さんとのキーパーソンが原田左之助っていうのも珍しいなぁ~と感じるものでした
新選組颯爽録 (光文社文庫)
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PS:全然ブログご無沙汰ですいません。
仕事もだいぶ落ち着いてきたので、そろそろ書ける・・・かも?
会津旅行記書かなきゃなぁ~