少し前にフランスの二枚目俳優、アランドロン氏が亡くなった
というニュースがありました。
もちろん名前は存じていますが、世代が少し上になるので
実際の映画などは全く見ていないのです。
会員になっている映画館の作品情報を見ていたら、
「太陽がいっぱい」の4Kレストア版を公開しているのを
見つけたので、行ってきました。
同世代のブロ友さんが多いので、こんな有名な映画なら見たことが
ある人もたくさんいらっしゃると思うので、
ストーリーはそれとなくネタバレしつつ書きますね。
まず、映画が始まってすぐに男性二人がカフェにいるのですが、
いきなり話が始まるので、二人の関係はなんなの?どっちが
アランドロン? いや、たぶん、こっちのイケメンがアランドロンよね?
それとなくストーリーは読んできたけど、登場人物の関係が分からないし、
理解するのに苦労しました。
パトリシア・ハイスミスの原作小説を、巨匠ルネ・クレマン監督が映画化したサスペンスドラマ。
主演アラン・ドロンはこの1作で一気にスターダムを駆け上がった。貧しいアメリカ人青年トムは、
金持ちの道楽息子フィリップの父親に頼まれ、彼を連れ戻すためナポリにやってきた。
金にものを言わせ女遊びに明け暮れるフィリップに怒りと嫉妬を覚えたトムは、
フィリップを殺して彼に成りすまそうと計画するが……。
音楽はニーノ・ロータ。2018年、フランス映画界を代表する名優たちの主演作を集めた
「華麗なるフランス映画」(18年2月~、東京・角川シネマ有楽町)で、4Kレストア版が日本初上映。
フランス語話していたけど、アランドロンが演じるトムってアメリカ人だったのか。
今、読んで気づきました
フィリップ役の男性と、その恋人の女性の3人がヨット遊びしているんだけど、
緊急用ボートにトムを乗せて船から遠くに流したり、行方がわからなくなって
漂流させちゃったらどうするの? 人の生命にかかわるような意地悪?しちゃうし、
ほんとイヤなヤツなんだけど(彼女と船の中でエッチなことしたいからトムを
遠ざけた)、
お金持ちだからって貧乏なトムを下に見てやりたい放題のフィリップのことを
この彼女は大好きなのよ。
トムの方が顔はすごくいいのにねぇ。
で、トムはお金持ちボンボンのフィリップを●して海に投げ捨てた。
その後は殺したフィリップに成り代わり、パスポートを偽造したり、
サインを真似して書けるようにしたり、銀行で大金をおろしたりと、
ついにフィリップの彼女も自分のものにできた。
嬉しくて「太陽がいっぱいだ。最高の気分だ」とビーチで耽っていると
殺人事件を追っている警察たちが追ってきて・・・・
そして、最後は、海に投げ捨てたはずのフィリップの遺体が・・・
もう・・・背中がゾワゾワっとするほどオエッて感じでした
映画館を出てからもしばらく気持ち悪さが続くくらい衝撃でした
アランドロンはもちろん二枚目すぎるくらいのイケメンで、
ブルーの瞳、高い鼻、お腹の割れた肉体、高級スーツもよく似合う、
そりゃあもう、こんな顔に誰もが憧れるわねぇ
いやぁ素敵でした
そして、次の楽しみは
ピエールボナールの映画があるんですって。
有名画家とか、有名作曲家の人生が映画になってるのに
興味ありまーーす。また見にいこうっと。