2日目なので朝食の注文も慣れた。オムレツとクレープが出来立てで出てくる。これで中心部まで徒歩圏内で一泊2500円はすごい。洗面所の水捌けが最悪で下水の臭いしたことは忘れる。

徒歩で近くの血の上の救世主教会へ。ロマノフ朝のアレクサンドル2世が暗殺された跡地に建てられたという教会。ルーブルの手持ちが心許ないので外から見るだけ。歩いて聖イサアク聖堂へ。

サンクトペテルブルクの街を代表する聖堂。ピョートル大帝の時代に由来を持つ、イタリア人によって設計された寺院。

祭壇手前にはエルミタージュでも見た孔雀石の石柱が並んでいる。この色合いはロシアで初めて見たが綺麗だと思う。

モザイク状の模様、ロシアンモザイクと呼ばれるらしい。それ以外はキラキラに飾った聖堂という印象。

せっかくなので街を一望できる。聖堂の上にも登ってみる。

聖堂から降りてネヴァ川沿いへ。エカチェリーナ2世の時代に作られた、ピョートル1世の銅像。北の方向を向いているのは北方戦争で戦ったスウェーデンを睨んでいるらしい。

意識高い系のスタローバヤで昼食。フルーツサラダとボルシチ、ミートボールとライス。これで1000円ぐらいした。高いがサラダやボルシチは具の量が明らかに多く、かなり美味しかった。

地下鉄でペドロパブロフスク要塞へ。ペテルブルクは地下鉄がモスクワ以上に深いところにあり、ホームまでエスカレーターで3分ぐらいかかる。ペドロパブロフスクはネヴァ川の中洲に建設された要塞。博物館などもあるが今回はパスして、ホテルに引き返す。

ガソリン。リッター90円ぐらいなので流石に安い。荷物をピックして、サンクトペテルブルク・バイカルスキー駅に隣接するロシア鉄道博物館へ。

屋内には転車台の周りに多数の車両が展示されている。

各車両に英語切り替え可能のタッチパネルで解説がある。クリームに赤字の部分はそれまでの解説の要約と素晴らしい機能性。

2日前に乗った赤い矢号については別にコーナーが設けられていた。ww2のレニングラード包囲時を除き、1930年代から毎日運行されてきた列車だけあり、ロシア国鉄にとっても相当な思い入れがあるらしい。

帝政ロシア時代の赤い矢号の客車。ソビエトになる前なので青色。


これは屋外展示のミサイル発射用装甲列車。
えぇ・・

かなり展示のボリュームがあり、閉館ギリギリまで滞在してしまった