本日の予定。シベリア鉄道もいよいよおしまい。

6時ごろに目が覚めたのでそのまま窓の外を眺める。これまでと変わらない白樺の林が続くが、電波が入る箇所が少しずつ多くなって来た。

モスクワが近づくと徐々に線路も増え、街が見え始める。

到着直前。高架の線路となるともう北京以来かもしれない。

11:10、定刻に「ロシア号」はモスクワ・ヤロスラブリ駅に到着。オケアン号と合わせてウラジオストクから9288kmの旅はこの駅で終わり。

シベリア鉄道の0kmポスト。もうこの先に線路はない。ヤロスラブリ駅の脇からモスクワの市街地を眺める。街並みは完全にヨーロッパだが特徴的な高層建築がここがモスクワであることを実感させる。

宿まで歩いてチェックイン。6日ぶりのシャワーを浴びて少し休憩する。

1時間ほど休んでから街歩きを開始。

宿の隣にあるスターリン様式の高層建築。

このビルは地下鉄駅の入り口にもなっている。左右の木戸が地下鉄駅への扉。わかりにくすぎる。

ここには有人窓口がなかったのでヤロスラブリ駅の近くの地下鉄コムソモールスカヤ駅まで歩く。Rostics で5000Р札を崩しがてら昼飯を食べ地下鉄駅の有人窓口でトロイカという交通系ICカードを購入。これで少なくても交通機関に乗る時は現金縛りから解放される。


コムソモールスカヤ駅の内部。流石に綺麗すぎてびっくりした。二駅乗ってルビャンカ駅へ。赤の広場まで歩く。

モスクワといえばの聖ワシリー寺院。色遣いが独特すぎる。入ろうとしたら外人料金2000Р(300円)もしたので一旦スルー。

隣にあるグム百貨店へ。3階建ての吹き抜けで両側に店舗がある通路が三列並んだ構造。見通しが良くて面白い。買うものは特にないので適当に歩く。

トイレ。開店時からの名物らしい。ちなみにこれ入るのに200Р(300円)円もした。


赤の広場を離れモスクワ川沿いに散策。氷は溶けかけだが、遊覧船が運航していた。

「芸術家のアパート」と言う名前の高層建築。段々威圧されてるように感じてくる。

市電を終点まで乗ってみる。