8:15分起床。


本日のスケジュール。3駅で長めの停車。



8:30、定刻より6分早くチタ2駅に到着。外の気温は-31℃。先頭の機関車を撮って駅舎に入るとジャンパーのフード部分の布が凍りついていた。



客車ごとにボイラーがあって暖房がついている。電気式だと真冬のシベリアで壊れた時に凍死してしまうので最新の客車でも原始的な方式がとられている。




チタ駅前。-30℃でも人々は活動しバスも走っている。


駅舎。背が低くその代わり横に広い。駅舎内でコーヒーメーカーを見つけたので買ってみようとしたら札を受け付けず、20ルーブル分の硬貨を吸い込んで返しもしてくれなかった。チタ2駅でコーヒーを買う時はお気をつけを。

チタからは同室に英語ができるコミュ強のお姉さんが乗ってきた。同室の軍人の子とよく喋っている。

昼食は食堂車へ行ってみる。



昼食メニューは一つだけ。サラダ、パン、ボルシチ、クリームパスタのコース。これで550Р(800円)はまぁ妥当。


ただ別に美味しいわけでもないのでこれ以降行くことはなかった。

部屋に帰ると各国の硬貨を見せ合う会をやっていたので100円を2人にあげたら喜ばれた。裏の桜の模様が綺麗らしい。


13:47、キーロクに到着。買いたいものも特にないので適当周辺散策。

少し昼寝をしている間にタイムゾーンを跨ぐ。西に行くに連れ、タイムゾーンの間隔は少しずつ短くなってくる。明日からはほぼ毎日タイムゾーンを渡っていく。


この辺りはヤブロノイ山脈を超えていくので遠くに山が見える。線路は谷の部分に敷かれているのでそこまでアップダウンはない。


18:28、定刻にウランウデに到着。ブリヤート共和国の首都でモンゴル人が多く住む街。この辺りの人々が、日本人と最もDNAが近い民族らしい。確かに売店のおばちゃんとかもぱっと見日本人と見分けがつかない。


売店で買った餃子で夕食。