乗車しているT17列車は黒竜江省第三の都市、牡丹江行きの列車。

時刻表はこの通り。黒竜江省の省都ハルビンまでは最低限の停車駅で駆け抜け、その後は細かい駅に停まりながら在来線を牡丹江まで走る。

小さい駅で少しづつ人が降りていく。こんな小さい駅にも北京からの直通列車が1日1本あるのはさすが。

到着直前の車内。ほぼ満席だったが、残ったの乗客は1/4ぐらい。

11:20に5分早く終点の牡丹江に到着。

牡丹江駅の駅舎はハルビンと似た感じで、どことなくロシアを感じる装飾。

バスで目をつけていた雑貨屋へ持ってくるのを忘れたサンダルと北京のホステルに置き忘れたタオルを買いに行く。

雑貨屋の初音ミクコーナー。日本の下手なアニメショップよりグッズが充実していた。

その後同じショッピングモールに入っている銀行で人民元→ルーブルの両替をしようとしたところ、外国人は永住証が無いとできないとかで、1時間ぐらいかかった。結果警備員の身分証を使って両替してもらった。ええんかそれは。

昼食に水餃子を食べて牡丹江の駅に戻る。

高速鉄道で綏芬河へ向かう。牡丹江から綏芬河は高鉄ができた時に在来線は廃止されているので選択肢はこれしかない。山がちな地形なので在来線はループを繰り返して抜けているが、高鉄はトンネルでぶち抜くだけなので車窓もそんなに面白くない。1時間ほどで綏芬河の駅に到着。

駅前にいたバスで市内へ。


国境の街だけあり、ロシア語と中国語を同じ比率で見かける。これまでの街とは少し違う雰囲気。

この日は元宵節という日本の小正月に当たる日で、街中でアホみたいに大量の爆竹が鳴らされておりうるさかった。買っていたカップ麺と寝台列車で事情からベッドを交換したあげた人からもらったエッグタルトで晩飯。