8:30ごろに起床。昨日洗濯した下着類が、全く乾いてないことに絶望する。宿の隣の店で豆乳とゴマパンを買って路上で食べる。地下鉄を乗り継いで2号線の前門駅へ。

全面フルスクーリンドアが基本の中国地下鉄だが、北京の1号線と2号線だけは普通のホームドアになっている。

出口でもパスポートチェックを受けて予約していた天安門広場の中へ。

入ろうとしたら死ぬほど並ぶ。これをすぎても手荷物検査場に入るところでこれまた同じぐらい並ぶ。-1℃の中合計で1時間近く並ばされた。風邪ひくて。時間を早めるか、1号線の天安門東、西駅から入るのが吉と思われる。

土産物屋で北京市の歴代バスのミニチュアが売っていた。普通に欲しい。人の流れに沿って歩くと5分ほどで天安門が見えてくる。

おぉ。ニュースとかでよく見るけど実物は威圧感がすごい。

門の前には中国国旗が立ち、周りを武警(武装警察)がガチガチに固めているのも威圧感を増大させている。ただ中国人民は結構この周りでポーズとって写真撮ったりしているのでそんなに気にしてないのかも。

より近距離から。でかいねぇ。

天安門の中に入ったが、故宮博物館のチケットは持っていないので脇道から外へ出る。

バスで前門駅に戻って中国鉄道博物館へ。本館は北京市の郊外にあるが昔の駅舎を改装した別館が前門駅の目の前にある。

中国の鉄道建設の歴史がパネルで紹介されている。2フロア使って昔の鉄道から今の高速鉄道に至るまで路線一本一本がいつできたかを解説してくれるのでかなり面白い。切符の買い方の効率化の歴史を説明するフロアもあった。今は外国人でもネットでサクッと買えるが、昔は駅の窓口に延々並んだみたいなことはよく聞く。鉄博を出て荷物を取りに行くため一旦宿に戻る。

宿近くの麺屋でジャージャー麺を食べる。地下鉄は乗るたびに安全検査があり、大きな荷物をいちいち上げ下ろしするのがだるいのでバスで北京駅へ。

これも1960年代の開業とそこそこ歴史のある建物。

改札口ではなく待合室で待つ形式になっている。内装もレトロな感じ。食料を買って乗りこむ。

乗車するのは特快17列車牡丹江行き。瀋陽やハルビンを経由し、ハルビンから旧東清鉄道に乗り入れて牡丹江まで。終点までは19時間の道のり。

中国鉄路のサイドボードはかっこいい。

硬臥という二等寝台、三段ベッドの下段。周りの人は学生や若い女性が多く、マナーもいいし夜もかなり静かだった。

食堂車に行ってみる。卵とトマト炒めの定食700円。食堂車にしては安いし美味しかった。食堂車の従業員と中国語で頑張って雑談した。