前日あまり眠れなかったので9:30に起床。パンとチーズ、りんごの毎度お馴染みの朝食を食べてチェックアウト。荷物を預けてオークランド交通博物館(MOTAT)に行く。ここにはかつてオークランド市内を走っていた車両が動態保存されている。小雨だが傘を買わなければいけないほどではない。

Googleマップの表記が間違っていて、入り口ではないところに連れていかれたのでちょっと迷った(正しい入り口はこの幹線道路に面しているが謎の小道に連れて行かれた)。

トラム。これはオークランド市電で最後まで走っていた内の一両らしい。博物館の入場券を買うと乗ることができる19$=1600円ぐらい。博物館自体も北館と南館で別れておりこのトラムで大体5分かかる。

入場券を買うとちょうどトラムが来たので先に北館に行く。北館は主に航空機を展示しており第二次大戦で活躍したイギリス軍の航空機が多め。

ランカスター爆撃機。四発エンジンなのででかい。

サンダーランド飛行艇。対潜水艦任務が主だった機体でかなりでかい。一通り見学したのでトラムで南館に戻る。

電停も本格的に整備されている。トラムに乗って博物館に戻る。


トロリーバスや他の形式の市電、ウェリントンで走っていたものも展示してあり見応えがあった。見学を終えて13:00ぐらいに市内に戻るバスに乗る、

ニュージーランドそのものが移民国家だが、特にオークランドは移民の割合が高いらしく至る所に中華系のスーパーやレストランが存在した。

ホステルから荷物を回収し、バスを乗り継いでオークランド・ストランド駅に向かう。

長距離列車専用の駅(ホーム)。出発するのは週3便のウェリントン行きノーザンエクスプローラーと、日曜運休で1日2~3往復のハミルトン行きの

Te huia号のみ。今回はテフィア号に乗ってハミルトンに行く。それにしても、一国の最大都市の長距離列車用駅とは思えない粗末さで、少し前までいた中国のバカでかい駅とは対照的。時間になると係員がフェンスを開けてホームに入れるようになる。

機関車が牽引する客車列車。

客車は近代的な見た目で中は普通の近郊列車の車内という感じ。調べたところ電化までオークランド近郊鉄道で使用されていた客車をリノベーションしたものらしい。ハミルトンまでは21$=1700円ぐらいだったと思う。

市街地を出ると後はひたすら草原と牛。出して6.70キロぐらいでのんびり走る。ハミルトンまでは2時間40分ほどかかる。

到着後は1.5kmぐらい離れたハミルトンの街まで歩く。小雨だし荷物持ってるしで特にやることもなくスーパーでお馴染みのミートパイを買ってウェリントン行きの夜行バスを待つ。

ようやく暗くなってきた9時すぎに夜行バスが到着。車内はガラガラで2席使って寝ることができた。ただバスがボロいのか外風が入ってきてバス全体が夜通し寒かったのが辛かった。