7:00ごろに起床。身支度して通路にある折りたたみ椅子から景色を眺める。

列車は北京郊外に入ってきた。

遅れていたようで8:14分に定刻から30半遅れで北京到着。駅前から地下鉄2号線→1号線に乗り換え、で繁華街の王府井に行ってみる。

北京地下鉄は古そうな車両だが車内はカラーディスプレイがあり近代化されていた。

ピータンのお粥。全部で17元=340円ほど。野菜のやきもちも、かなり美味しかった。ただ、中華料理が美味しいのは大体の料理にニンニクが効いているせいではある。天安門を歩いて見に行こうと思ったが、あまりに寒かったので断念。雪が降ってなくて湿気がない分、下手したらハルビンより体感は寒かった。

北京には山のように観光地があるが、今回は近代中国の歴史を見てきたので円明園の跡地に行ってみることにする。ここは清末のアロー戦争で列強の連合軍に破壊された清王宮の別荘。破壊された跡が今でも残っている。

王府井から地下鉄で北に45分ほど。

眠かったので行きすぎてから折り返して円明園の駅で下車。

跡地なので基本的には何も残っていない。列強に破壊された地区は園内の北側にあり追加料金が必要。

破壊後が残されている。ここには噴水と建物があったらしい。

ここも立派な屋敷だったのだろう。日本史の教科書に乗っていた少しの区画だけかと思いきや以外と破壊された残骸が多く残っていてびっくりした。

そのあとはだだっ広い敷地を隣の駅まで歩く。本当に空き地どこかにどういう建物があったかの解説だけで、体が冷え切ってしまった。よく風邪引かなかったと思う。

飛行機が深夜1:15分の出発で時間が有り余っているので何かやることはないかと調べる。が北京の博物館は大体1日前の予約制なのでなかなか行けるところがない。考古学博物館が当日の予約を受け付けていたので行ってみる。これまでの旅のテーマとは全く異なるがまぁ仕方ない。

いきなり殷の遺跡から出てきた馬車が展示してあった。日本がようやく米作るかつくらないかのときにそれ作れるのはずるい。

あとは遺跡から出てきた土器や

生贄にされた人骨など。

仰韶遺跡や周口店上洞人のとかはギリギリ覚えていたのでまぁまぁ楽しめたがやはり、天安門や中国博物館に行ってみたい。博物館を出たのが16:30すぎで暗くなってきて本当にやることがなくなってしまった。仕方ないのでその辺のスタバで卒論の進捗を生み出す。中国のスタバは日本のより少し高め。ただコンセントがあるので作業はできる。もっともGoogleのサービスにはvpnをかまさないとアクセスできないが。

あとは電車で首都空港へ。25元と地下鉄の初乗りが2元中ににしてはまぁまぁな値段。

空港にもお湯を出す装置があるのでカップ麺を食べられる。空港、駅、電車などあらゆるところにお湯を出す設備があり実際みんな使ってるのは中国独自の文化で面白い。

準備さえきちんとすれば旅行しやすくて、面白そうな遺跡や博物館も多い国なのでまた来たい。ビザ免除にもなったし。

次の目的地、ニュージーランドへ。