7時過ぎに起きる。

朝食ができるまで宿の周辺をフラフラ。

キャンディ湖の周りの高台にある宿で周りは静かな住宅街。湖が見える場所がないかと探したが見つからなかった。朝食を食べて観光に行く。昨日半日絶食したおかげでだいぶ体調が戻ってきた。

ブッダの歯が保存されているという仏歯寺。参拝は外国人料金で1人2000Rs(1000円)スリランカ仏教ではかなり格の高い寺であるらしく白衣を着た参拝者が大勢いる。この寺を含めたキャンディの一帯は「聖地キャンディ」として世界遺産に登録されている。

一日3回プーシャと呼ばれる儀式があり、音楽の演奏と共に歯が収められている容器が開帳される。


当然その時間は激混みとなる。列で流れていくため、容器が見れるのは一瞬だけ。写真撮影は禁止。

ついでに近くにある世界仏教博物館も見学する。仏歯寺のチケットを持っていればタダで入場できた。ここにある仏教国ごとに展示があり、各国の仏教文化の違いが分かって中々面白かった。

東アジアは2階の一角に固められている。

石仏や灯篭などが固有の文化として紹介されている。本願寺が展示に協力しているらしくお坊さんが着る袈裟なども展示されていた。

仏歯寺を出てキャンディの街を歩いてみる。

キャンディ・シティセンターという名前のモールがあったので入ってみる。中には謎の日本ブランドを模した(中国製品しか置いてなかった)店が入っていた。

昼食に米粉と豆から作るドーサという生地を使った料理を食べる。これはチーズオニオンドーサ。観光客がよくくる店だからか、カレーも辛くなく美味しかった。

占領時代の名残か、どの街にも教会が残っている。内部の屋根は木造の素朴なつくり。

キャンディマーケット。一階で謎のおっさんに絡まれて服屋に連れてかれた。ただ気に入ったデザインの服があったので色々交渉して買った。その後食べ物屋にも連れて行かれかけたので断って逃走。荷物を取りに歩いて宿に帰る。日本語喋れるオーナーにスイカジュースをご馳走になってしばらく話した。今でも日本のテレビを見て日本語を勉強してるらしい。また、スリランカでは最近大統領が変わったが、前の汚職まみれの大統領よりは良くなるだろうとのこと。

トゥクトゥクを読んでバスターミナルへ。

高原都市、ヌワラエリヤへ向かう。キャンディの標高が500mなのに対しヌワラエリヤは1860mなのでひたすら坂道を登っていく。

登り切って6時前ごろにヌワラエリヤのバスターミナルに到着。気温は20度ほどとキャンディと比べて5、6度低い。ゲストハウスまで20分ほど街中を歩く。宿はスリランカ人と中国人の夫婦の経営だった。様々なルーツを持つ人と会う旅なのかもしれない。ドミトリーは誰も止まっておらず貸切状態、ホットシャワーもよく出る宿で、快適だった。

夕食のチャーハンと紅茶。現地のレストランで頼めるものはチャーハンor麺のみ。紅茶はシナモンティー。