ホテルの隣にモスクがあり4時ごろにアザーンが聞こえてきた。二度寝して8:30ごろに起きる。案の定腹を壊しトイレに籠る。

今日の昼にオンラインでゼミに出席する必要があるのでこのコロンボのホテルに2泊する。朝食付きで8000円とぼちぼちの値段。

朝食。味は普通だがバナナは美味しかった。

ゼミまで時間があるので街を歩く。

ホテルのあるペター地区はコロンボの旧市街とも呼べるところで露店や市場が並び熱気が凄まじい。香辛料の匂いが30度を超える気温と相まって歩いていると少し息苦しさを感じるほど。

旧市街の一区画にあるオランダ博物館を見学。植民地時代のスリランカはポルトガル→オランダ→イギリスと支配者が移り変わっているが、そのうちのオランダ時代の事物が展示されている。一階には各地に建設された要塞などの詳細が。

2階には当時のオランダ人が使っていた家具や家具が展示されていた。左下のがどうしてもたこ焼き器にしか見えないがこれはケーキ型らしい。


旧市街にあるジャミウルアルファモスク。残念ながら金曜は見学時間外だった。一度ホテルに戻ってゼミを受ける。

ホテルのWifiがゴミで、結局スマホと併用して受けたので音声が聞き取り辛く同じ班の人には申し訳なかった。

午後からはコロンボ市内を探索。

宿から15分ほど歩いてバスターミナルへ。古くてデカいバスが大量に停まっている。赤いのは国営の長距離バス。バスターミナルのはずれから市内バスに乗る。

車内はケバケバしい。しかも音楽が爆音でかかっていて非常にファンキー。国立博物館の近くまで20分ほど乗って40rs(20円)。

外見も派手でデコトラを想起させる。

コロンボ国立大学があったので見学。これもコロニアル時代の建物だろうか。大学は卒業のシーズンなのかガウンを着た学生とその家族が多くいた。

大学近くの食堂でビリヤニを食べる。これなら大丈夫かと思ったが、唐辛子を刻んだものがたっぷり入っていて結構辛かった。近くのスーパーで夕食のパンとバナナ、マンゴーを買った国立博物館に行く。

外観。これは英国占領時代の建築。入場料は1200Rs(600円)。ここは展示がとても充実していて面白かった。先史時代からアヌラーダプラ王朝、ポロンナルワ王朝を経てキャンディに都が置かれ列強の支配下に入るまでが展示物と丁寧な解説で説明されていてとても勉強になった。面白かった展示品をいくつか並べる。

キャンディ王朝時代にオランダから購入したという歩兵銃。見ての通りバカデカい。ここまで大きい銃は見たことがなかった。

中世の小便用トイレ。1番左のものはデザインがとても凝っている。

部族の旗。自身のテリトリーをシンボル化したもの(らしい)。他にもローマから中国まで発掘された各国のコインが展示してあるのも海洋国家ならではだと感じた。

見学後はバイクタクシーをアプリで呼んで宿に戻る。

これは辛くないだろうと思って買った卵パンに青唐辛子が入っていて思わず叫んでしまった。商品名もegg banなので分かるわけがない。食に適応するには時間がかかりそう。