スリランカの名前を最初に聞いたのはNHKか何かの教育番組だったと思う。世界一長い名前の首都は?という流れでスリランカの首都スリジャヤワルダナプラコッテが紹介されていた。以来なんとなく頭の片隅にある国ではあったが、意識するようになったのは就活の時にお茶をよく飲むようになってから。緊張する面接の前に何か温かいものを飲みたいがコーヒーだと覚醒しすぎてしまう・・という時に都合が良かった。今年の7月にインドネシアに行く機会がありその時にジャワティーを買って帰ったのだがこれがなかなか美味しく、次はセイロンティーではないかということでスリランカ行きを決めた。(もちろん、航空券が安くなっていたこととも大いに関係がある)


毎度お馴染み中国東方航空の上海乗り継ぎ。48000円ほどだった。直行便の往復が9万ほどするのを考えると破格と言っていい値段。

というわけで10月2日、内定式翌日の羽田空港から旅を始める。

おいしくはないがまずいわけでもない機内食。この会社は機内食に毎回パンを付けてくるのが特徴。なぜなのかは本当に分からない。

17:00過ぎに上海虹橋空港に到着。上海に昔からあった空港で市街地にもより近いが、浦東空港ができてからは国内線と近距離の国際線のみを扱う空港となっている。

上海の交通系カードを買うところにこんなのが売っているという告知があったのでカード売り場で聞いて没有(ない)で一蹴されてしまった。

宿近くの駅まで地下鉄に乗る。上海の地下鉄は構内で乗り換えできる駅とできない駅があり、できない駅にあたると切符を買いなおす必要があるので、駅の案内図などで確認しましょう。ただ初乗り3元(60円)ほどとそこまで高くないので間違えても痛手ではない。

駅直結のショッピングモールのフードコートで夕飯。中国式スパイスカレーのようなもので味はカレーだがスパイスは中華料理で使われる八角とか山椒が使われた不思議な味だった。

ホステルにチェックインして一泊。今年にできたらしく、設備も整っていてとても快適だった。

翌朝は中国の伝統的な朝食(らしい)油条と豆漿を求めて街を歩く。

これ。要するに揚げパンと豆乳。ただ自身の中国語力の限界で味付きの豆漿を頼むことができず味のない朝食になってしまった。

飛行機まで時間があるので中国4000年の秘宝が多く展示されてるという上海博物館に行ってみる。


駅名でも漢字にするといちいち圧が強くなるのが面白い。
・・残念ながら予約で一杯だった。この博物館、入場には予約が必要で、予約には中国の電話番号が必要という。空いていれば予約なしでも入れるらしいが10月の第1週は国慶節という中国の休日なのではなから無理筋だったらしい。仕方ないので長江の渡し船にでも乗ってみる。地下鉄で一駅移動して乗り場まで歩く。

こちらも国慶節のせいで激混み。

船からは上海らしい景色を見れる。これで二元(100円)はなかなか安い。

渡ってしまえば特にやることもないので早めに空港に行く。コロンボ行きの飛行機に乗る浦東空港へは地下鉄の2号線で1時間ほど。

コロンボ行きの機内食。まぁ普通だがパンは無かった。20:00前にコロンボ、バンダラナイケ国際空港に到着。

こじんまりとした空港。制限エリア内にSIMカードが売っていたので買ったら制限エリアから出たところで同じ会社がより安く売ってたのでハァ?となった。まぁこれがスリランカ🇱🇰。しつこいタクシーとトゥクトゥクの勧誘を振り切って暗闇をバス乗り場に15分ほど歩く。

バスターミナル前の食堂で夕食・・辛すぎてお腹を壊した。洗礼を受ける。

市内行きのバスに乗る。このバスは少し高いが、エアコン付きで市内まで高速道路を使うので早い。高速に乗るまでは、ひたすらこのオッサンががなりたてる。それでも夜なこともあって満員にはならなかった。

料金を集める段になっていくらか聞くと指を3本出してくる。最初は3000Rs(1500円)かと思い3000渡してしまった。よく考えるとタクシーでも4000Rsぐらいなのでそんなわけないと思い、前に座っていた日本人の方に聞くと300Rs(150円)らしい。すぐにこのオッサンに詰め寄ってなんとか取り返した。

バスはコロンボ駅前で終着。そこからはアプリで呼んだトゥクトゥクを使ってホテルに行く。