この日は1泊2600円もする高級ホステルに宿泊。バスルームは綺麗で熱いお湯が出る、ベッドは大きい、しかも朝食付きで完璧だった。
朝食はなぜか中華料理が多めで茄子の味噌煮?やチャーハンなどがあった。パンばかりだったので素晴らしい。
今日はアルメニア第二の都市、ギュムリへ向かう。しかし、調べたバスステーションに行ってみるとここでは無いとのこと・・どうやら発着場所が変わったらしい。教えてもらったエレバン中央駅裏のバスステーションに行く。
※行く人のための情報
・トビリシ等の国際線を除いてキリキアバスターミナルの発着は少なくなっていた。調べた限りではギュムリ行きは南バスターミナル、エチミアジン行きはフレンチスクエア発着。バスターミナル前は通るが、その頃にはほぼ満員なので乗れるかは分からない。
着いてすぐ乗り合いタクシーに勧誘される。ギュムリまで1200円ぐらいで高い気もしたが、ミニバスを待つのもめんどくさかったので乗る。後列で三人の真ん中に座ってしまいすごくキツかった。宿の前でおろしてもらい、荷物を下ろしてから街歩きに行く。
ロシア帝国期の街並みが保存されている地区。
家々に銘板が付いており、どのような目的で何年に作られたのかが分かる仕様になっている。
ここはビールの醸造所だった建物。地面も石畳で建物の保存状態もいいので雰囲気があり、歩いているだけで楽しい。
明らかにソ連期に製造されたであろうトラック。街並みに溶け込んでいる。
市庁舎と広場。
街の中心にある救世主教会。色遣いが特徴的。ギュムリでは1988年に大地震があり多くの建物が倒壊したが当時の雰囲気に合わせる形で再建が進められたらしい。さっきの街並みやこの教会もその再建作業の成果だとか。
カフェで名物らしいポンチクという揚げパンを3個も頼んでしまった。なぜこんなことをしたのか今でも分からん。中にはバニラクリームやイチゴジャムが入っていて死ぬほど甘かった。
町外れの公園に昔は何らかのアトラクションであっただろう残骸が放置されていた。
街の西の端にある黒の砦。ロシア軍によって地域防衛のために建造されたもの。内部は公民館のようにリノベーションされていた。
トルコ方面を望む。山の切れ目の先が国境らしい。ただ現在、アルメニアートルコの国境は封鎖されているので行くことはできない。
町外れには30年前の震災から復興できていない建物群も多くある。
夜の街並みも悪くない。