自身がホステルやホテルを評価する基準として①水回りの清潔さと快適さ(トイレの臭い、熱いお湯がきちんとした水圧で出るか)

②立地

③ベッド周りや同室者の質

がある。もちろん高いホステルほどきちんとしていて、安い所ほどどれも劣る。特に夏は、汗をかいた後に気持ちよくシャワーを浴びられないのだけは絶対に許せないのでこの辺りを考慮して地域の最低価格+αぐらいの値段の宿を取る事が多い。ここのホステルは安いなりにきちんとしていて、立地も旧市街のど真ん中にあり良かった。

涼しいうちにバトゥミの海岸沿いを散策する。

市街地とは逆側をみると多くのクレーンがあった。リゾートなのは勿論だが貿易港としての役割もあるのだろうか。

こんな感じのモニュメントや

リゾートにお決まりのやつなど特に面白みはない。

日本庭園もあった()

旧市街の広場。旧市街とは言うものの大半は近年になって整備された物らしい。まぁこういうの見たいならヨーロッパ行けという話ではある。

ブランチに食べたハチャプリ。パンにチーズ、バターと卵が乗っており、混ぜて周囲のパンを浸しながら食べる。最初は美味しいが、お察しの通り死ぬほど重く残り三分の一がきつかった。

市場も見てみる。この辺りに来ると観光客は消え、地元の人が大半を占めるようになる。靴下とパンツが足りなくなりそうだったので適当な店で補充。夕食と朝食のパンを補充して鉄道駅に戻る。

バトゥミから国際寝台列車でアルメニアの首都エレバンへ向かう。

アルメニア鉄道はロシア鉄道の完全子会社なので車両もロシア鉄道のものが使われている。ロシアに行かずしてこれに乗れるのは素晴らしい。

座席は4人用寝台の上段で7000円ほど。他の3人はバトゥミでの休暇を終え、アルメニアに戻る親子連れだった。この車両は水しか出ないものの、シャワーがついていたり冷暖房も完備と、とても快適。

深夜0:30ごろ、ジョージア側の国境駅で出国審査。特に何も聞かれることはなかった。ついで1:50ごろにアルメニア側の駅で入国審査。アゼルバイジャンを訪れていたのでいろいろ聞かれる。アゼルバイジャンとアルメニアはナゴルノ・カラバフなどを巡って紛争状態なので当然だ。ただ、自身にやましいところは何もないので、滞在先の住所や出国日など、普通の質問に答えていけば入国スタンプがもらえた