今日は目覚ましで5:15に起床。きつい。クタイシから数時間の距離にあるチアトゥラに行ってみる。
夜明け前の真っ暗な道を歩きクタイシ駅へ。6:05発のサチュヘレ行きに乗車する。
広軌なので車内が広く感じる。電車は一つ一つの駅に止まりながらゆっくりと進んでいく。途中のゼスタフォニでトビリシへ向かう幹線と別れサチュヘレ方面へ。この区間は一日一往復の電車が走るだけの超ローカル線だが、ソ連の政策でこんなど田舎のローカル線も電化されている。
川を遡っていく。速度は本当に遅く時速20kmぐらい出ればいい方。
8:40ごろにチアトゥラに着く。まずはカツヒの柱という、チアトゥラからバスで10分ほどの距離にある名勝に行く。歩いてバスターミナルへ。バスが通る主要道の分岐点からは15分ほど歩く必要があるので運転手に声をかけて、カツヒの柱の分岐点で降ろしてもらえるように頼む。・・・実際には忘れられていて、分岐点を通り過ぎた時に声をかけることでようやく止まってくれた。分岐点から山道を歩く。
カツヒの柱。孤立した高い岩の上に修道院がある。
根本からはこんな感じ。修行僧達は、この頼りないハシゴで上まで登るらしい。怖すぎ。
分岐点まで戻ってバスを待っていると車が止まってチアトゥラまで乗せていってくれた。運転はすごく荒かった。
チアトゥラは、マンガンの採掘で栄えた街。狭い谷に町があるので中心街と谷上の住宅の間を繋ぐロープウェイが、何本も通っている。ソ連式のロープウェイは運行を終えており現在は新しい機材の路線が中央のケーブルカーステーションから4本伸びている。
街中には廃墟となったロープウェイ乗り場がそのまま放置されている。
ゴンドラが残されている箇所もある。
中央ケーブルカーステーション。ロープウェイが4路線出発していく中々面白い施設。当然4路線全てに乗ったが、その度にチケットを買いに行くのが恥ずかしかった。
ロープウェイからはチアトゥラの街並みや地形がよくわかる。
終着駅周辺はどこも住宅街になっておりソ連式集合住宅が多くある。
16:00ごろまでロープウェイで遊んでからクタイシの街に帰る。帰りの電車はないので、ミニバスを使う。ちなみに運賃はミニバスは500円だが電車だと50円。
ゲストハウスのイギリス人とちょっと談笑。東欧を回ってトルコから、ジョージアに入ったらしくこれからアゼルバイジャンやウズベキスタンに行くらしい。
晩ご飯はレストランで食べる。オジャフリというジャガイモと豚肉のニンニクハーブ炒め。