また6:30に起床。急に早寝早起きができるようになった。
相変わらず綺麗。街が谷底にあるので山の上からゆっくり陽が差してくる。
朝食をいただく。なぜご飯とパンがあったのかは謎
街まで陽が降りてきたところで出発。行きと同じバスでトビリシに戻る。
行きよりは大きめの車。この運転手は安全運転だった。(もちろんガラは良くない。クラクション、暴言などは標準装備)ただ、自身の座っている側に常に陽が当たり続けて無茶苦茶暑く、トビリシに着いた時にはダウン状態。
バスターミナルからホステルに荷物を置きにいく。この日の宿は日本人が経営するいわゆる日本人宿。この手の施設はあまり好きではない(高いし)のだが今回はドビリシ中央駅近&激安だったので選択。休憩がてらオーナーの方と少し話をする。自身が数日前に通ったバクー→トビリシは陸路国境が開いていて、バスもあるとのこと。国際夜行列車がない時点で早とちりして飛行機を取ってしまったので少し後悔。
駅前でケバブを食べてディドゥべのバスターミナルに戻りジョージアの古都ムツヘタに行ってみる。ミニバスには立ち客がいて、乗った瞬間発車した。20分ほどで到着。
最初はサムダウロ修道院へ。ジョージアにキリスト教を広めた聖ニノゆかりの女性修道院。男性も入っていいが、地元の男性は入口で帰っていた。ここはとにかく純粋に祈りを捧げる地元の方が多かった。ここに限らず、ジョージアには純粋なキリスト教信仰が息づいていると感じる。
ジョージアの十字架。右は小さな礼拝堂で跪いて祈っている方が多くいた。入るのを躊躇していると地元の方に写真撮らなければ入っていいと言われたので見学できた。
出たところでタクシー運転手にジワリ修道院に行かないかと声をかけられる。ムツヘタの川を挟んだ対岸の山の上にある修道院で徒歩で行けなくもないがこの暑い中歩きたくなかったので交渉。20ラリ=1000円ちょいで合意してタクシーに乗る。
ここは7世紀に建造されたジョージアでも相当古い教会。
当時の王が十字架を置いたと伝わる台座が残されている。
教会からの眺め。見ての通り川に橋がなく、徒歩ではなかなか行きにくい場所にある。また、山の上にあるため陽を遮るものがなく暑い。
暑すぎて犬も溶けている。
帰りは旧市街の近くでおろしてもらう。商店で水を買ったら、値札より高い値段を言われたので突っ込んだらold price と言われた。多分嘘だと思う。
最後にヅヴェティツホヴェリ大聖堂へ。ここは11世紀の中世ジョージア王国の時期に建設された教会。境内でしばらくぼーっとする。
この柱の下に、キリストの聖衣が埋まっているらしい。ほんまか?
この教会は後世に築かれた城壁に囲まれていてなかなか壮観。旧市街を歩いてバス停へ。帰りは路線バスに乗ってトビリシに帰る。降りた、バスターミナルから反対へ行くバスに乗るミスをやらかした。
ジョージア正教のかつての総本山のジオニ教会を見学・・しようとしたところで閉められてしまった。まぁ教会は十分見たので今日はよしとする。
トビリシの夜景を見ながら中央駅に戻る。
一昨日と同じ食堂で牛肉スープとパンで晩ご飯。ホステルは水回りがガタガタでなかなかお湯が出なかった。まぁ800円ぐらいなので文句は言えない。