時差ボケで6時ぐらいに起床。西へ行くと自然と早寝早起きになって時間を有効活用できる。

水は出るようになったが、相変わらずシャワーは復活していなかった。今日の夜まではというがそれもダメだったら宿を移るor奢りでハマム(イスラム圏の銭湯)に連れていくことを約束させて街に出る。

相変わらず撮影禁止のバクー地下鉄。これは最新型車両。

こちらがソ連で作られた車両。もちろん改装はされているが、勢いよく開閉するドアや側面が波打ったコルゲート車体からその面影を感じることができる。

世界遺産にも登録されているゾロアスター教の寺院に行くため、バスターミナルが併設されている駅でバスに乗り換え。

当然のようにドア全開で走るバス。非冷房だし夏のバクーはかなり暑い(昼間は30℃少し超えるぐらいにはなる)のでこれはあり。バクーに限らず旧共産圏にありがちなのかもしれないが、物価に対して公共交通機関の値段が異常に安い。地下鉄、バス共に均一料金で一回40円ぐらい。

終点のバス停から10分ほど歩いて寺院へ。こんな所に公共交通で来る観光客はいないのか、バスはガラガラなのに寺院内はかなり盛況だった。この寺院はそんなに古くなく18世紀にインド人商人に作られたもの。そのせいかは知らないが観光客も8割ぐらいがインド人だった。

画像にするとわかりにくいが中央の神殿で火が燃え続けている。

ガス貯蔵施設もあったらしい。


それっぽい神様。

財布の中身が少し危なかったので、バスと地下鉄に乗って中心街に戻って両替。

そのまま昼飯にする。800円もするケバブだったがにんにくのソースな味が強すぎて不味かった。

疲れたので地下鉄に乗って休憩しようと思ったら激混み。

仕方ないのでそのまま乗って11月8日駅に。11月8日は2020年にアゼルバイジャンがアルメニアからナゴルノ・カラバフの一部を奪還した日付。当然駅構内もナショナリズム全開で装飾されていた。客も全然いないしそのことアピールするためだけの駅なんじゃないか()


通路もひたすらこの装飾。

バスターミナルに戻ってヤナル・ダグという消えない火が見られるスポットに行く。このバスは地元民で激混み。かつ途中で乗客同士の喧嘩が発生してすごい雰囲気だった。終点で降りて砂漠の中のような所を10分歩く。トラックもよく通る道で砂埃がかかりまくった。

うーん小さい

地中から天然ガスが噴き出しているためずっと燃えていられるらしい。贅沢な使い方やねしかも地元民の入場料は160円なのに外人からは720円も取る超ぼったくり施設。外人料金も程々にして欲しい。

大した施設ではなかったので早々に撤退。同じ経路で宿に戻る。

戻ると、シャワーが使えるようになっていた。耐え

しかも二泊目の宿泊料は要らないらしい。二泊850円で泊まらせてくれる神ホステルになった。

晩飯も当然ケバブ。アゼルバイジャンに来てからケバブしか食べていない。というか他の料理が大したことないわりに高すぎて食べる気にならない。肉と野菜と炭水化物取れるしこれだけで良い。