久しぶりにブログを書いてみよう。前もその前も旅行の途中で投げ出してしまった。原因は多分、旅が進むにつれ、新しい経験そのものに飽きて、慣れてきてしまうからだと思う。そして自身が相当飽きっぽく雑な性格なのもかなり災いしている。何事も最後までやり遂げる気概がない。それができるのは出された食事に対してだけだ。安くない金を払って行く貴重な体験の記録なのでなるべく継続して書きたいとは思う。
閑話休題。今回の目的地はアゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアのコーカサス三国。元々ソ連に属していた国々だ。キリスト教を中心とした独自の文化や食に恵まれており優先度は高かった。決めては中国東方航空がアホみたいに安いドバイ行きの航空券を売っていたことだ。
今回買ったものではないが名古屋ードバイの往復で37k。途中で落ちるんじゃないか。
実際に購入したのがこの航空券。東京ー青島ードバイ、ドバイー上海ー名古屋のルートで青島で20時間のトランジットがある。お試し程度に中国も見れるし、帰省を組み合わせればいい感じで使えそうな航空券だ。
向こうでは恐らく日本円の両替はムリだろうと踏んで日本にいる間に円→ドルの両替をすませておく。新宿西口の金券ショップ群はおおよそ闇両替としか思えないレート(この店は実勢レートと4銭しか変わらない)で交換してくれるのでかなりありがたい。
というわけで当日
早速このメールを受け取る。まぁ30分の遅れなんて誤差みたいなもんだしどうせ青島で泊まるので無問題。
チェックイン。24時間のトランジットビザを使うつもりだったがチェックインの時に青島の審査が厳しくなってるので気をつけてね的なことを言われた。怖い
のりこめー
機内は中国人9割のかなりアウェーな雰囲気。自分の顔が中国人なのかCAに中国語で注文を取られた。#^$><%**€?、*!~{\\$€+|?で後者を答えたら魚とご飯が来た。他の人を見る限り洋食or和食だったらしい。
食後の飲み物は四年前の中国語の授業の例文を思い出してコーヒーを頼むことができた。
降りる時に隣にいた法政大の院に留学していた人と少し話した。青島はビールがおいしいらしい。ごめん、流石に知ってた。
空港に着いて共産党的なスローガンを発見しテンションが上がる。
ガラガラの空港で丁寧に対応してもらい特に怖い思いをすることなく入国。
空港から中心までは地下鉄がある。1時間かかるが七元(140円)とかなり安い。
中国語の教科書に登場していた中山君のおかげで宿の最寄り、中山路までの切符を買えた。
これ日本にも導入してほしい。
宿に荷物を置いて夜の街をふらふらする。ドイツ植民地時代の建物が多く残っており中国っぽくはない。横断歩道ごとに警察官がいて信号無視を見張っているし街も清潔なのでかなり街歩きはしやすい。
ほとんどの店は閉まっている時間だったのでマクドに行く。ここまでAlipayだけで乗り切っている。中国は決済手段さえきちんと設定していけばかなり旅行しやすい国かも。
そのまま青島桟橋へ歩く。
桟橋から眺めた夜景。
そのまま宿に帰って一泊。