ホテルで朝食を食べて8時半ごろ出発。驚くことにアンカラにはホステルの類が一軒しかない。しかもそこは冷房なしだったので流石にパスして最安のホテルに泊まった(4500円ぐらい)

歩き始めて3分でケマル・アタテュルク。さすがトルコ。

宿近くのウルス駅から地下鉄で2駅行ってクズィライ。さらにアンカライという間に地下鉄に乗り換えて3駅。

のはずが一駅あったところで突然止まり電源を落としてしまった。謎である。

仕方ないので目的地まで20分ほど歩く。

ケマル・アタテュルク廟。建国の父だけあって訪問している人もほぼトルコ人。やはりトルコ国民のアタトュルク人気はすごい。

しっかり着飾って棺桶の前で記念撮影する人が多数。隣に博物館もあり、アタトュルクの遺品などが多く展示されていたが撮影禁止。

大通りまで戻って何故か復活しているアンカライとバスを乗り継いで、泊まっているホテルのある旧市街に戻る。

昼食。et donerと言う牛のケバブ。アンカラ名物らしい。190TL=670円ぐらい。本当に日本とトントンか少し高いぐらいの物価。

市街地を歩いて坂を登る。イスタンブールもそうだったが、アンカラも坂の多い街。

アナトリア文明博物館へ。ここは旧石器時代から、ヒッタイト、ローマ帝国まで古代にアナトリアで出土した文物が展示されている施設。オーディオガイド込みで1000TL=3500円・・

ヒッタイト期の城門壁画。壁画というには相当に細かく掘られている。このほかにも女神を模したと言われる土像や、様々な文様な土器、牛の形をした水瓶、ローマのコインや胸像(これはローマ帝国内なら割とどこでもある)までバラエティ豊かな展示で面白かった。行く価値はあると思う。


博物館裏手の坂道を登ってアンカラ城へ。東ローマ帝国期に築かれた城でアンカラの景色が一望できる。最大都市はイスタンブールと言えど一国の首都を名乗るだけはある規模。

城から出て土産物屋や市場を冷やかしながら市街地へ戻る。イスタンブールより地元の人が多く雰囲気もローカルで良い。市場のパン屋でバクラバと言うスイーツを買おうとしたらうまく伝わらず、でかくて口の水分が全部持っていかれる謎の菓子パンを2個も買う羽目になった。2個で50TL=175円

市場もそうだったがやたらと街中に服屋が多い。

地下鉄でイェニマハレ駅に行き丘上の住宅地を結ぶロープウェイに乗車。しようとしたらロープウェイの駅が閉鎖されていた。


こう言うことらしい。どうやら当局がロープウェイ関連で訴訟を提起され、その煽りでケーブルカーは一年ほど閉鎖されているらしい。再開する日は来るのだろうか。

少し地下鉄の駅で休憩しながら明日の計画を練る

地下鉄で新市街のクズィライに戻りまた街をふらふら歩く。相変わらずローカルな雰囲気だが店の雰囲気は旧市街や市場と比べて若者向けな印象。

新市街の奥にあるコジャテベモスク。最近できたモスクでかなり大きめ。

新市街でご飯を食べるところを探したがあまりピンと来るところがなかった。仕方ないのでホテル近くに戻り、近くにあった食堂でピラフとスープの夕食