本当は劇場で観たかったけれどタイミングがあわず、やっと観れました。

予告からずっと気になってた作品。

 

『プロヴァンスの美しい村で暮らす心優しい自転車店主が、人生を揺るがす秘密を隠すために、』

なんて、何?何?と思ったらなんとその秘密は『自転車に乗れない』こと。だっていうもんだから、予告の段階で何それ!と心の中でつっこんじゃっいました。

ジャンルもコメディ映画。

フランスの映画って日常をすごく丁寧に描いているから、一般の家庭の生活がリアルに想像できると思うことが多くて大好きなのだけど、あまり日常をコミカルに描いているイメージはなかったのでどんな風に描かれるのかな?とわくわく。

 

なんて少し軽い気持ちで見始めてしまったのだけど、、自転車に乗れないタビュランを笑える場面なんて一つもなかった。『自転車に乗れないこと』全然小さい秘密なんかじゃない。

内容にはふれないけれど、うんうんわかるよ。と何度も思ったし、誰にでも持ち合わせている気持ちがスローでズクンとくる映画でした。

ありのままを見せれる人がそばにいることのありがたさと、「この人ならありのままを見せられるな」と思ってもらえる、そんな人になりたいな。と思いました。

今子供達にとって私はそんな存在になれているだろうか。考えました。

 

うん。すごくいい映画でした。

景色も色もすっごくきれい。

カラフルさに切なさがカバーされていて、重くなりすぎないのかな。

素敵でした!