ぴちゃ…  ぴちゃ…

部屋に響く音。


目を閉じて
身体中に広がる快感を
受け止めていたわたしは、最初、

その湿った音を
彼のピアニストのような
長い指が奏でる音だと思っていた。

でも違っていた。


ダメ…
そんなことしちゃ…