許せない！！って辛いですよね。
長い間母を許せなくて、でも本当は仲良くしたくて辛かった時期があります。
同じ家に住んでいるのに10ヶ月ほど冷戦していたこともありました。
イライラする自分も嫌だし、
自分が折れるのも嫌だし、
思った通りにならないし、
怖いし、
自動的に反応して言いたくないこと言ってしまうし、
なんせ頭で理解しているようなことを、さらっと聞き流せない心が狭い自分のことが大嫌いでした。
ある時気づいたんですね。
一番許せないのは、母ではなくて
母を許せない自分なのだということに。
そこに気づいてからは、
本当にスムーズでした。
まずは、母を許せない自分を許すことにしました。
許すというのはいきなりはできなくて、
まずは知るところからでした。
どこをどのように許せないのか、
なぜそんなに怒っているのか、
見ていきました。
そして、そんな自分に寄り添い
共感しました。
分かるよーそれで怒るのは。
そうだよねーそれでそれで？
今まできづいてあげられなくてごめんね。
自分の気が済むまでそれをやりました。
いままで誰にもわかってもらえなかった私は、
私に許されたことでホッとして、
余裕ができました。
怒って良かったんだ！
嫌だって言って良かったんだ！
親であっても間違ってるって思って良いんだ。
そんなふうに、禁じていた自分の心を、
思いたいように思って良いんだよと
自由にしてあげました。
湧いてくる感情を感じ切りました。
複雑なので、矛盾するような感情が
同時に湧いてきました。
悔しい
悲しい
ごめんなさい
情けない
ここまでできたら、あとは意外と簡単です。
余裕ができているので、
相手の立場に立つのもできます。
なぜ、母はそうだったんだろう？
どう育てられたから母は私にそうしたんだろう？
そんなことを考えていきました。
クリアになるほどに、
お互いの違いなんだなぁー
というところに着地しました。
愛してないからしたことじゃない。
愛しているからしたこと。
「普通」が違う
「いいと思うこと」が違う
それだけだったんだなぁー
というところに着地したら、許せた。
というか、起きることが起きてたんだ。
人って本当にみんな違うんだな。
そんな学びになって、
許すって奥が深いなぁーと思ったのです。
誰かを許せない時、たいてい許せないのは、
「許せない自分」なのですよね。
苦しい時、許せない自分をきちんと見ることから始めてみましょうね☺️
自分を許すの部分でだいたい8割くらいできたことになるのですが、学びが終わると嘘みたいに気持ちが晴れます。
自分のことも母のことも大好きになれました。
雨上がりの虹がかかった空みたいだったのを覚えています🌈
許すを覚えると人と自分がいかに違うかを知ることになり、人間的にめちゃめちゃ成長します。
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