アンサングシンデレラがTVerで見られますね💊病院

第1話冒頭、アドレナリンが効かない患者がビソプロロールを服用してることに気付いたみどりは医師に確認後、グルカゴンを取りに薬剤部に走ります🏃💨
一命を取り留めホッとするみどりに、薬剤師も命を救うことがあるんですね!と新人薬剤師相原が言うと、「救ったのは医者だ」と言い放つ薬剤部副部長。
相原さんは感謝されたいの?とみどり。
もちろんですという相原に「じゃあこの仕事は向いてないかもね」と。。。

この場面、誰も間違ってないんですよ。
と同時に
これって、この場面だけで既に病院の雰囲気そのものをよーく反映できてるなって思っています。

みどり「この仕事向いてないかもね」
は、いちいち感謝されることを望んでてはダメよという先輩意見。
相原「感謝されたい」
も、誰だって自分の行ったことに感謝されたいものですよね。
副部長の「救ったのは医者だ」
も、ビソプロロールを服用していることに気づいたのは薬剤師でも、指示を出して施行するのは医師なので、間違ってない…。

病院っていう箱の中には、医師や看護師だけではなく、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師などのコメディカルが医師の指示の下、その高い専門知識を活かし、命を救い、回復までのお手伝いをしてと思うんです。
しかしながら、劇中でもあるように、「先生、主人を助けてくれてありがとうございます!」
感謝されるのはとかく医師だけショボーン
それをいちいち気にしていると、相原のように腹が立ってくる。

コメディカルは当然、自分の仕事をまっとうします。
見えないところで活躍しています。
もちろん、医師も人間ですから、薬剤師が見て「????」というミスもします。
検査データを見たり、既往歴、年齢や体重などを参考にして、やはりおかしいと思うと医師に疑義を立てますひらめき電球
その電話で、「は~い直しといて~」と軽く言われたり、虫の居所が悪いと八つ当たりされることもあり、それら一言一句いちいち気にしていたら持たない仕事ですパンチ!

病院に行くと、医事課や医療事務の方とやりとりをし、医師に症状を伝え、医師や看護師に施術され、ありがとうございましたと帰宅。

しかしながらその間に、医師が薬剤師に、この薬はどんな禁忌があるのか聞いていたり、血液検査に出せば臨床検査技師がデータを出したり、関節など痛ければレントゲン技師が撮影する。。。

医師が結果を伝えるまでに、治療施行するまでに、色んな職種の人が関わっていることを是非忘れないでいて欲しい。。。

どんな仕事でもそうですけどねチューリップ
大舞台で活躍出来るのは、感謝されずとも縁の下で人知れず支えている人がいるからこそなのですね。

病院の軒の軒の軒の下でひぃっっっそり、息も絶え絶えに(爆)仕事をさせて頂いている私でしたグラサン