小学生の頃から好きなバンドのライブにまた行ってきた
同会場2日目のライブ
つまり彼らにとって3009回目のライブ
この会場に足を運ぶのは何度目になるだろう
3階の立ち見席で参加したことも
徹夜で当日券に並んだことも
1階のかなり前方で参加したこともある
(そのとき某右側のかたが足を踏み外しステージから降ってきた)
さて
この日披露された叙情派フォーク時代の曲に懐かしい想い出がよみがえる
中学時代、わたしが所属していた吹奏楽部にわたしと同じくらい彼らに夢中になっているコがいた
彼女とはお互いの誕生日になると
その当時すでにベテランの域に達していた彼らのシングルCDを贈りあうようにしていた
遅れてきた中学生が彼らのシングルを網羅するにはあまりにも力量が少なすぎたからだ
「まゆちゃん、どれがいい?」
暫く考え込んだわたしは
「【宛先のない手紙】がいい!」
と回答した
当時まだこの曲を聴いたことがなかったわたしはそのタイトルに期待を膨らませていた
お互い別の高校に進学してからはいつの間にか連絡も途絶えてしまったが
この日に聴いたあの曲は相当な時間が流れたことをわたしに教えてくれた
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つねちゃん
元気にしていますか
わたしは相変わらず彼らのライブに行っています
あなたとはMM21とローソンプレゼンツのアコースティックライブに一緒に行きましたね
あなたがプレゼントしてくれたあの曲、NHKホールで歌ってくれました
お互いアホみたいに部活にのめりこんで練習した日々が懐かしいです
わたしはあの頃思い描いていた自分と全然違うところに立っています
いつの間にそうなったのかわかりません
人生って何が起こるかわからないものですね
宛名があっても届かない手紙がこの世にはあります
いま綴ったこの手紙だってつねちゃんには届かないんだろうね
いつかどこかでまた会えたらいいね
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わたしは誰からも祝福されるような存在ではないと心のどこかで思っていた
でも実際はそんなことはなく
たとえば中学時代のあのやりとりのように祝福してくださるひとがいらして
その記憶がよみがえるとともにわたしの意識が書き換わるのがわかった
これからも自分に恥じない自分でいよう
これからも誰かを祝福できる自分でいよう
My "Spring Celebration 2026" is over.
これまでにないほどの清々しい気持ちでわたしは会場をあとにするのだった
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