8月は、というか暑い時期はもしかしたらわたしにとって別れの季節なのかもしれないと思うことがある
過去を振り返ってみるとどの季節にも別れがあったはずなのだけれど、暑いさなかの別れはとりわけ印象深いものが多い
その具体的な事柄についていまは言及しないが今日もまたその別れをひとつ経験したことを告白する
長年毎日わたしの髪をいたわってくれたドライヤーが故障した
朝の出来事だった
コードを差し電源を入れ
いつものように熱風が吹き出た瞬間にこのコは息絶えた
なんの予兆もなしに
長い歳月をこのコに助けてもらいながら生きてきた
いつも行くヘアサロンで購入してからというもの修理を重ねながら使っていたがもはや修理対象からはずされているようだ
予備のドライヤーはある
しかし何故か先端ノズルが行方不明だ
わたしを含む世の中は夏休みに入りメーカーも休暇へ
途方に暮れながらもふと思った
今日は8月8日だ、と
事象だけを見ればただドライヤーが壊れただけ
ソレに意味を持たせるのは人の勝手でしかないのだけれどわたしは
「過去に別れを告げる花道をこのコが作ってくれたのかもしれない」
そう思った
今まで本当にありがとう
