1か月半の自粛が解かれた今日
久々に訪れたそこは
すっかり日差しの向きも変わり
季節の移ろいを感じた
ここを訪れるひと
みな様それぞれの人生がある
そんなことを想い
早朝の肌寒さをもたらす風に震えながら久々のお当番をこなす
そして
半年ぶりにお目にかかったのは
愛の世界
これまでのわたしなら決して印象に残らなかったであろう
一枚の絵画に心惹かれた
それは
稲妻が落ち
落ちた土地は肥沃な土地となり
豊穣な実りをもたらすことを表したもの
「Mayukoさんの人生と同じね
衝撃が沢山あったでしょう?
不思議なものでそういうのと絵は惹き合うのよね
きっとその経験が豊かな実を結んでゆくのでしょう」
画家御本人曰く
秋の日差しを受けながら
ギャラリーをあとにした


