この手の病気に罹るひとって本来の生き方をしていないと聞いたけれど
わたしはダメな生き方を重ねてきたということなの?
思い当たるフシはある
でももうそれはかなり前に終わったハナシであって
いまのわたしはその呪縛から解き放たれているはずでは?
罹るつもりも罹る予定もなかった病気という現実の渦に
どんどん飲み込まれそうになる
それから私は
少ないながらピンときた人に片っ端から連絡をした
まだ疑義がかかっている段階だけれどほぼ間違いないみたいなのです
何を気をつければよいですか?と
迷惑だったかもしれない
わたしひとりで受けとめるにはあまりにも深過ぎたし
言われるがままに診察を受ける前に自分自身でも調べる努力をしたかった
体験談を知りたかった
希望を見出したかった
…否
本当は
ズルいかもしれないけれど誰かに聞いてほしかっただけかもしれない
私には抱きしめて慰めてくれるひとも
そばにいて励ましてくれるひともいなかったから
誰かに聞いて欲しかった
頼りたかった
独身が悪い訳じゃない
既婚者が偉い訳じゃない
ただ
ひとりでいるということは
こういうことも自分ひとりで先ず受け入れる器が必要だと思い知らされる
2月に母を亡くしたときでさえここまでではなかったのに
こんなにも心細く胸が潰れる想いがする
こんな想いをする女性がどれだけいるの?
そういえば母も片胸を切除していた
母の想いはいかばかりだったのだろう?
無邪気な時代のわたしは
母に酷なことを要求していたのかもしれない
残暑厳しい青空を見上げ
嘘だったら良いのにと
何度も思うその回数が虚しいのを本能で私は知っている
この日から
私の新しい人生が始まっているのかもしれない
もしかしたら
いままでの人生が終わりつつあるのかもしれない
答えはまだわからないけれど
だから
今暫くは
現在進行形を並走させながら
この体験をここに綴ることにした

