元ヤン先生が教える1人で中高生を育てている貴女が難しい指導も説教もせずに子どもが更生し、気持ちが分かる指導案 -2ページ目

元ヤン先生が教える1人で中高生を育てている貴女が難しい指導も説教もせずに子どもが更生し、気持ちが分かる指導案

非常識で破天荒な元ヤン先生が教えるお互いの気持ちが交錯する親子に向けての指導案。
勉強しない。私の思いが伝わらない。私の教育方法が悪かったのかしら…こんな悩み、焦り、苦しんでいるお母さんに読んで気持ちが楽になり悩みを解消して欲しいのでその方法を書きます。

前回書かせて頂いた

「子どもに「ダメ!」と言うのはダメ?」

「厳しく叱ることが出来る」という点において

深く掘り下げていきたいと思います。

厳しく叱るとは何なのでしょう…

では、想像してみてください。

子どもに対して

「お前は、ダメな子だね」

「まったく、何度言っても分からないんだから…」

「バカなんじゃないの??

などと親から否定的な発言をされ続けると

どうなると思いますか?

「そうか、俺・私はダメな子なんだ」

と、自己否定感を募らせていく子どももいます。

そして「どうせ俺・私は、何をやっても、無駄なんだ…」

と、意欲を失ってしまう子どももいます。

たまに…

電車やスーパーなどで、

子どもをヒステリックなまでに、

大声できびしく叱り飛ばす親の姿を見ることがあります。

「ほんと、あんたはどうしてまたそんなことするの!

バッカじゃないの!」

と、大声で怒鳴るのです。


皆さんも想像したり、実際に見たり…

実際に私だ!!と思う方もいらっしゃると思います。

これは叱っているというよりも

言葉が非常に過激で乱暴になってしまいますが…

「虐待」

と言っても過言ではないと私は思います。

子どもの心に傷がつき、前向きに生きる意欲を失います。

その結果、大事なときにも頑張ることが出来ない。

そんな子どもになってしまうのです。

では

子どもに「ダメ!」と言ってはダメなのでしょうか?

答えは「いいえ」です。

子どもが禁止すべき行動をとった時には

親は「ダメ!」と言って、

行動を押さえるべきなのです!!

これをしないと、

自分をコントロールできない子どもになってしまいます。

重要なのは、

「行動の禁止や否定」


「人格の禁止や否定」

区別することです。

大声で怒鳴りながら叱っていると、

親の側は「行動の禁止」をしているつもりでも

子どもの側からすると

「人格を否定された」

と感じて、

生きる意欲を奪うことになってしまうのです。

この

「行動の禁止や否定」と「人格の禁止や否定」

が大きな差になりますよ。