ゴールデンウィークを挟んだ2週間。
結果はもう変わらないんだから、家族と楽しく過ごそうと決めたものの、やっぱり結果が気になって落ち着かない。
相変わらずネットで色々検索したり、ブログを読み漁ったり。
ほぼ乳がんで決まりだと思う一方で、もしかしたら良性かもと期待してみたり。
長い2週間が過ぎ、やっと結果を聞く日がやってきた。
旦那に付き添ってもらって診察室に入った瞬間、看護師さんの人数が一人多いことに気付く。
「今日一緒に話を聞かせて頂く○○(名前)です。」
この時点で悪い結果だったことを確信。
あーあ、3%位は「結果、良性の腫瘍でした。」って言われる事を期待してたんだけど、やっぱり乳がんかー![]()
ほぼ悪性だと思っていたから、ショックはショックだったけど、この時点では「あーあ…」くらいの感じだった。
そして、お医者さんから説明が始まる。
「残念ながら、悪性でした。乳がんです。」
あー…遂にされてしまった。乳がん宣告![]()
旦那の方は見れなかったけど、きっと私よりも相当ショックを受けていたに違いない。
パソコン画面を見ながら、お医者さんの説明が続く。
ふとある文字が目に入った。
トリプルネガティブ![]()
乳がんだということは2週間の間にほぼ受け入れていたけれど、まさかのトリプルネガティブ。
色々ネット情報を読み漁って、トリプルネガティブの怖さを知っていた(ネット情報なので、どの程度が本当なのかは不明だけど
)から、この時のショックは凄かった![]()
まさにガーン
みたいな。シャレじゃなく、ほんとにそんな感じ。
私のがん細胞の性質?をお医者さんが説明してくれるけれど、ほとんど頭に入らない。
かろうじて得た情報は、
・トリプルネガティブ
・悪性度グレード3
・ki-67 80%
絶望感でイッパイ![]()
どうやら、悪性度が高くて、活発ってことらしい。
治療は手術と抗がん剤。
怖い。
私、死ぬ…![]()
母親も乳がんだったけど、手術から20年以上経った今でも元気だし、乳がんをそんなに死というものに結び付けて考えていなかった。
この時初めてリアルに死というものを考えた。
その後、看護師さんと面談室で何か話したけど、ほとんど覚えていない。
なんか励まされた覚えはあるけど、頭の中が真っ白…いや、真っ黒?
とにかく何も考えられなかった。
質問があれば言って下さいと言われたけど、何も浮かばず、その日は帰宅。
帰ってから、家で子どもを見ていてくれた母にも結果を報告。
母と少し会話したけど、それもよく覚えていない。
母もショックが大きかったらしく、すぐに帰った。
子どもたちがゲームをしているのを背中で聞きながら、改めてトリプルネガティブについてネット検索してみる。
案の定悪い情報ばかりが入ってきてしまう![]()
我慢できずに泣いてしまった。
旦那が励ましてくれ、さらに涙![]()
「ごめんね。」って謝ったのだけは覚えている。
あとはやっぱり記憶なし![]()
しばらく泣いたら、ちょっとはスッキリして、前向きに頑張ろうと思えた!
もともとポジティブ人間
気持ちの切り替えは得意な方。
「よし!頑張ってトリプルネガティブをやっつける
」
思ってたよりも悪い結果だったけど、絶対に負けないもんねッ![]()
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