こんにちは。
東京・巣鴨 「居場所がない」からの卒業をお手伝いする 心理セラピスト しまむらまゆこです。
「呼吸してますか?」
「呼吸してくださいね~」
心理セラピーの時にもよく使う言葉です。
生きてるから呼吸してるのは当たり前だと思いがちですが、、、
じつは、私たちの生活では、かなり呼吸してないことがあるんです。
正確には、とても浅い呼吸になっている状態というほうが正しいかもしれませんが…
例えば、びっくりした時やダッシュで走っている時、呼吸してません。これはわかりやすいですね。
では、スマホやpcに集中している時はどうでしょうか?これは、かなり浅い呼吸になっています。
また、苦手な上司を目の前にして仕事で叱られてる時や恋人とケンカした時は?
相当浅い呼吸ですね…
こういう時は、どんなことが起こっているのかというと。。。
呼吸を止めて、お腹(柔らかい大切な部分)を固めて身を守る体制を取っています。
なぜなら、動物的本能が働いているから……
昔々のヒトは、強い動物に襲われそうになった時や自然災害から身を守るためなど、生き残るために、危険を察知して瞬時に次のふるまいを決断して行動することが必要でした。
その時に、情に流されたり、浸ったりせず、的確な判断をするために、【感情を切る】という作業が入ります。
現在の生活では、命の危機はかなり少なくなっていると思いますが、緊張状態や集中して無防備な時に、身体が自然と防衛反応を起こしている状態が、呼吸を浅くしたり止めたりしているということです。
そして、もれなく感情の感覚も切ったり感じにくくしているのかもしれませんね。
呼吸と感情って、とてもつながっていて、どちらも大切にしていきたいですね。
私は4月から、気づきの呼吸を学んでいます。
先日基礎コースを修了して、今日から実践コースです。
呼吸しながら話す。
呼吸しながら考える。
呼吸しながら作業をする。
普通のことなのに、意外と出来てない自分に気づいた4ヶ月。
少しずつ、呼吸を意識すると、疲れ方が違ってくる感じがします。
これからどうなっていくのか楽しみにです。