リストまにあ風味~ムニ的マンガ編 | 台湾食べっぱなし(小吃と台湾華語)

台湾食べっぱなし(小吃と台湾華語)

台湾に住むことになっていろいろと、気持ちよかったりわるかったり。楽になったり辛かったり。
食べ物のことが中心です。

かつて敬愛するけいりんさんが小説100選に続きコミック50選を打ち出されたのに感化され、
足元にも及ばないわたくしの知識ではありながら、
身の程知らずにもまねっこまんじゅうしてみたくなり、一息たりない数十作品をなんちゃって選出。

私はココまで書きためるのに半年近くかかっている。

けいりんさんのじつりきを痛感するこの頃。


底の浅いのは見え見えなので、無駄なひとことポイントつけてます。
こういうのが、後発の対抗マーケティングってヤツなのね。ああいやらし。


上から順にご推薦、というわけではございません。ただランダムに並べてます。
縦スクロールしまくりになるよ。ごめんくさい。




「モジャ公」 藤子不二夫
ドタバタ体感ギャグと、重厚な哲学性の合わせ技。うちゅうにポンコツロケットで旅するロードムービー。

アニメじゃ「自殺フェスティバル」なんてできっこない。


「家裁の人」 魚戸おさむ
80年代のひとひねりさせたヒューマニズム。

静寂なドラマの中の、「法律も使いよう」という意外なお得感が、やはりバブル。


「団地ともお」 小田扉
とぼけすぎの世界が、やはり心地好い癒し系。

シュールの力技ではない、ヒトに地球に優しい前衛。
 
「行け!稲中卓球部」 古谷実
キモさもアホもここまでいけばステキな才能。オトコは黙ってブサイク一筋。

死ね死ね団はわたしも頻回に心で結成。


「大奥」 よしながふみ
傑作。男性のみ罹患する疫病のため、徳川将軍は3代目から女性だったという、壮大な叙事詩。

日本の歴史裏教科書(ウソ)


「はみだしっ子」 三原順
アダルトチルドレン製造の基本と実践。

不遇なお子をまったく励まさないたたき台として文部科学省推薦に推薦。


「もっけ」 熊倉隆敏
水木しげるのイッちゃった感についていけない妖怪好きに。

現代ののっぺらした明るい暗さに、あやかしが潜む。


「チェーザレ」 想領冬美
情熱と思惑を併せ持つボルジア家の歴史的ヨン様に、お、おばちゃんめろめろ。

政治というにはあまりに艶っぽく、美しき思想を静謐の中に実践。


「Masterキートン」  勝鹿北星・浦沢直樹
元SASのエリートが考古学をやりたいっていうスカした贅沢さも、気さくという衣をまとえば嫌味消去。


「けんこう仮面」 唐沢なをき
ダメな身体はどんなにしてもダメ、という根本をなをさんが明るく楽しく実証。


「すくらっぷ・ぶっく」 小山田いく
くっさい学園ものだが、舞台が小諸でなぜか許容。

主人公晴ボンは2等身で、彼女の頭にひっついて登下校。


「伊賀のカバ丸」 亜月裕
永遠のスラップスティック。これほど食べまくる主人公を、わたしは今だ見ない。

何度読み返してもツボ。たおやかな下品を好まない方には不適。


「サトラレ」 佐藤マコト
世にも悲惨なサトラレの生きざまを、意外な希望で彩る好作品。

ひとは誰しもこんなに言語化して思考するものかと云う根本的疑念も。


「アタゴオル物語」 ますむらひろし
限りなく日常的なメルヒェン異世界。宮沢賢治の現代版。

生存欲だけで生きるオヤジ猫ヒデヨシは憧憬。


「不思議な少年」 山下和美
時空を駆け巡り、あらゆるヒトのこころにすうと入り込むジャニ系。

ヨゴレな星の王子様がイマを生きるにしみる。


「ゆんぼくん」 西原理恵子
クソみたいなまちで、泥みたいに生きても、子どもは勝手にいろいろかがやく。

大人になるときのめりめりと引き剥がすような感覚を秀逸に表現。


「いじわるばあさん」 長谷川町子
来るべき高齢化社会での生きざまモデルを、昭和40年代に記したよげんの書。


「ベルサイユのばら」 池田理世子
オスカルはどーでもいい。アンドレとルイ16世がかわいい。フェルゼンが一番どーでもいい。

実は10巻最後の短編が秀作。


「B型H系」 さんりようこ
ラブコメ死ね死ね団班長クラスの私だが、セックス大好き美「処女」と、地味系男子の鞘当てには悶絶。


「お天気お姉さん」 安達哲
「おんな」は一種の武器。

叫ばず、企まず、雄々しく生きざまで示すのがひととして正しい使用法。


「人魚の森」 高橋留美子
「うる星やつら」にもお世話になったが、るーみっくわーるどは、闇をあえてチョイス。

不死の森は暗く深い。ポニョも人間になってよかた。


「じゃりン子チエ」 はるき悦巳
初期の悲哀ある河内ブルースが染みる。

子どもは自身と地域にのみ育つのもアリ。


「おたんこナース」 佐々木倫子
よくもこんな暗い職場をよくもこんなにアホっぽく描いたという賛辞に値する。

日本人好みの泣き笑い劇場。


「究極超人あ~る」 ゆうきまさみ
私もこの部活に入ってたし、と思わせるほど、

公立共学高校出身者はある意味リアルなぼんくら学校生活。


「トーマの心臓」 萩尾望都
純粋とゆーよりバカだけどっ!でも、バカはおとこのこの美だからっ!

うつくしいんだからっ!と云い張っている佳作。


「ブッダ」 手塚治虫
足から体から泥と死のにおいがとれない。

ブッダが利口にみえないところが哲学的。


「魔神ガロン」 手塚治虫
手塚治虫は非人間の悲哀を描き、そこに人間を描く。

それをコドモ向けのマンガでやってのけ、コドモの私らに悲哀を植え付けた。


「リリーフサッちゃん」 関谷ひさし
マッハGOGO!を見たら思い出す関谷ひさし。「カクン!」という擬音が、いまだもって何を表すのか不明。

リリーフサッちゃんのうっかり八兵衛ぶりに、うっかり元気をもらう日々だった。


「純情クレイジー・フルーツ」 松苗あけみ
こうはなれない。なれないが女子はこうである。

女子の女子たる女子らしさが満載で、この女子ならば私もナットク。


「刑務所の中」 花輪 和一

飯が旨そうなマンガは心に食い込む。それがなぜ刑務所の飯なのか。

つまりは不遇も罪も飯の前ではかき消える。


「ここだけのふたり!」 森下裕美
カワイイ画柄にケッコウな毒盛り。

高校教師と生徒の夫婦、というインビな設定ながら、色気のイの字もないのは我が家に類似。


「孤独のグルメ」 久住 昌之, 谷口 ジロー
スカしたおっさんがただメシを食ってるだけ。

どーしてマンガになるのかすらわからないが、淡々とした迫力を否めない秀作。


「陰陽師」 岡野玲子
「現実はひとが創る。故にすべての心霊に類する現象は現実である。」という単純な事実を、

繊細な画柄で見事に論破。平安という時代の質感を、リアルに味わえるタイムマシン百鬼夜行。


「イキガミ」 間瀬元朗
「おまえが生きているのは、誰かを殺していることだ」というテーゼを、

国家で極致化したら虐殺になることうけ合い、という大規模な認知的不協和。


「聖☆おにいさん」 中村光

けいりんさんに薦められてひさびさにハマった宗教ギャグ。詳しくはこちら

セリフに意外な宗教小ネタが入るところがまたツボ。「完全教祖マニュアル」と合わせて読みたい。


「愚者の楽園」 川原泉
著者はすさまじいインテリであるが故、脱力しないでは生きられない。

そんな力一杯のほほんを感じさせるセリフの数々が、共通項を持つ中級インテリのハートに浸みる。




…あー疲れた…、いくつになった?

満足いくまで集めていたら、死ぬまでupできないので、ここらで一発のっけます。