金木犀どこにも姿は見えない。でも、小汚い街に、確かに満ちる香り。寒さが濃厚にやってくることを、柔らかく、甘く知らせて、かの香が消えた頃、街に、秋の艶が翻る こいつと春の匂いはヤバいんだ。おかしくなるんだってば。