頭がおかしくなるほど忙しい日々が通り過ぎてくれたので、とりあえずリセットする作業をしなくてはならない。
そんなわけで、夫とぶらり旅。行き先も前日に決めた。
現代社会とおさらばな場所にいきたかったので、まずは千葉県にある「風土記の丘」まで行ってみることに。
国道16号を延々千葉方面へ。途中、利根川から成田方面へ分岐する際に「石亭」というそば屋があり、もりそば&小生をin。店の中が必要十分にきれいで、さらっと入る美味い更級。
風土記の丘はわかりづらく、ぎりぎりまで道路標示なし。さすが県立だね。サービスはない。
突然横道へ入れとの表示があり、入っていくと、これまた突然古墳群が両側に現れた!あーびっくり!
小さいものは1メートル高、大きいものは5メートルくらいのこんもりした丘の横に、「13号墳」とか「40号墳」とか表示されている。えっ?コレ全部古墳?す、すごい・・。
冬晴れの青い空に枯れ芝の丘が無数に広がり、いまでは千葉県立になって人もまばらなそれが、古代の、おそらくその時代には中心にいた人たちの埋められた、何らかの思いを持たれた場所かと思うと、諸行無常が身にしみる。
なかに「石棺公開」と表示された墳があるので見に行くと、意外と広い空間が確保されている。盗掘されて見つかったときにはすでに何もなかったらしいが、この中にいったいどうやって納められていたのだろうか。
印旛沼の見える遊歩道もあって、静かな冬の林を楽しみたいならいい場所。今回はびっくりするくらいきれいに晴れていたから、暗い感じは一つもなかった。気持ちいいー!
もう少しすると梅や桜、秋にはコスモス畑があるようで、その都度楽しめそう。古墳群も、自由に入って散策できるので、子供と一緒に行って走り回ったりできる。木も子どもなら登らざるを得ない形状だ。
300円で入れる資料館で勾玉や琥珀玉作りを企画していて、1000円位で参加できる(日程は要確認)。江戸時代の町並みの一角(日○江戸村が大変閑散としたレベルのもの)も、たぶん資料館からつながっていて、共通300円で入れるようだ。
そこから車で30分程度、道路からも塔の先端が見え隠れし、成田山に近づいた。新勝寺は山の上。駐車場は山頂の参道入り口に町営の割安(最初の1時間100円、以後30分ごとに100円)なものがあったが、そんなことは知ろうはずもない私たちは民営の駐車場(一日600円)へ。
新勝寺のご本尊は夫の守り神不動明王。この日は1時間ごとにお坊さんがお経を上げてくれ、参拝者は靴を脱いで自由にお参りできるイベント(?)をしていた。私たちが靴を脱いで座るととたんに読経終了。ほどよくありがたい。
本堂はでかくてスゴい。昔から脈々と寄進を募りきまくった歴史を感じさせる。
本堂よりも山門の方が趣があるのはよくあること。この山門も大きな赤提灯?に雰囲気がある。
江戸の頃より成田山詣ではレジャーである。参道は利根川の恵み、鰻やどぜう、米を加工したせんべい屋でひしめいている。蒲焼きやせんべいを焼くいいにおいがする。坂の参道を見下ろす風景もいい。ここを歩くだけでも来る価値がある。
いまや利根川の鰻はあり得ないだろうが、それはわたしの住む川越も同じこと。昔の名残のご当地グルメ。
醤油のしみた割れせんべいを買い、鰻弁当も購入。さっきそばを食べたから現場では食べられなかったものの、鰻丼は決して高くはない。1100円くらいから食べることができる。ただし、弁当はわたしの見る限り限られた店舗しか扱っていず、割高な感はあった。車で食す。美味かった。瓜の漬け物2きれ入り。1350円。2人でひとつで十分楽しめる。
このほか、「こわれ不動尊」「出世稲荷への階段」など、細かく見れば楽しめるスポットあり。
あなどれないね、成田山。

